田村幸士 : ウィキペディア(Wikipedia)
田村 幸士(たむら こうじ、1977年6月28日 - )は、日本の俳優。父は俳優の田村亮。祖父は阪東妻三郎。伯父は田村高廣、田村俊磨(田村高廣の元マネージャー、株式会社タムサプライヤ社長)、田村正和。
人物
松濤幼稚園から学習院幼稚園に転じ、学習院初等科、学習院中等科、学習院高等科を経て、学習院大学経済学部卒業。
特技はスキー、ピアノ、サッカーで、特にスキーではアルペンスキーインカレ3部入賞の実績を持つ。趣味は登山、クライミング、写真。
スキー
幼少期からスキーをはじめ高校時代からアルペンスキーに没頭。大学時代は学習院大学輔仁会スキー部に所属。アルペン競技班のトレーニングチーフと主将を務め、インカレ(全日本学生スキー選手権大会)3部で2度入賞する。
大学卒業後スポーツマネジメント会社に入り、学生時代の友人である皆川賢太郎のエージェントとしてサポート。ソルトレイクシティオリンピックなどに帯同した。
その頃もアルペンスキーを続けており各大会で優勝するなど好成績を収めていたが、現在はアルペンスキーだけでなくバックカントリースキーや基礎スキー、スキークロスなどジャンルを問わず挑戦。その姿を月刊スキージャーナルで連載企画として取り上げられ、現在も、日本を代表するアルペンスキーヤー岡部哲也から「芸能界No.1スキーヤー」と認められ、メーカーからサポートを受ける程の腕前である。
2016年放送のWOWOW 連続ドラマW「カッコウの卵は誰のもの」ではレギュラー出演だけでなく、台本・用具・現場の監修、出演者のスキー指導も務めた。
ソウル、バルセロナ、アトランタ、長野は両親に連れられて観客として、ソルトレイクはアルペンスキーの皆川賢太郎とフィギュアスケートの村主章枝のサポートとして現地観戦をしている。その際に日本と欧米とのスポーツの成り立ちや興行文化の違いを目の当たりにし、「日本もスポーツを観に行くという文化を根付けたい」と思い、財団法人東京大学 スポーツマネジメントスクールに進学した。
出演作品
テレビドラマ
- 花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜卒業式&7と1/2話スペシャル(2008年、フジテレビ)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 第39部 第21話「狙え一攫千金-堺-」(2009年)
- 水戸黄門 スペシャル(2015年)
- 劇場への扉〜素晴らしき演劇の世界〜(2010年、衛星劇場)
- 風の少年〜尾崎豊 永遠の伝説〜(2011年、テレビ東京系列)
- 毒姫とわたし(2011年、東海テレビ)
- 月曜ゴールデン「警視庁機動捜査隊216」(2012年、TBS)
- 水曜ミステリー9「さすらい署長 風間昭平10」(2013年、テレビ東京系列)
- 碧の海〜LONG SUMMER〜(2014年、東海テレビ)
- 白銀ジャック(2014年、テレビ朝日系列)
- 【 ゲスト主演 】大岡越前2 第6話 (2014年、NHK BSプレミアム)
- 新春ワイド時代劇「大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!」(2015年、テレビ東京)
- 子連れ信兵衛(2015年、NHK BSプレミアム)
- カッコウの卵は誰のもの(2016年、WOWOW)
- ダメ父ちゃん、ヒーローになる!崖っぷち!人情広告マン奮闘記(2016年、テレビ東京)
- レンタル救世主(2016年、日本テレビ)
- 銭形警部(2017年、日本テレビ×WOWOW×Hulu )
- 破獄(2017年、テレビ東京)
- 巨悪は眠らせない 特捜検事の標的(2017年、テレビ東京)
- トドメの接吻(2018年、日本テレビ)
- これは経費で落ちません!(2019年、NHK-BS)
- ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女(2020年、テレビ東京)
- パパがも一度恋をした(2020年、フジテレビ)
- 月曜プレミア8 「当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル」(2020年、テレビ東京) - 瀬戸和樹
- 月曜プレミア8 「当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル〜鬼子母神の女」(2021年、テレビ東京) - 瀬戸和樹
- 大岡越前6 第1話 (2022年、NHK BSプレミアム)
- ジャンヌの裁き(2024年、テレビ東京)
映画
- BLUE PACIFIC STORIES 〜カモミールの羽〜(2009年)第21回 東京国際映画祭『シネマ・ヴァイブレーション』部門 出展作品 監督:micro
- 臨場 劇場版(2012年)監督:橋本一
- あかぎれ(2015年)第24回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 / 第26回 香港レズビアン&ゲイ映画祭 出展作品 監督:犬童一利
- 喧嘩安兵衛 -活動写真弁士として出演(2015年、キネカ大森)
- 曙光(2018年)監督:坂口香津美
- ねばぎば 新世界(2021年)監督:上西雄大
舞台
- ミエナイ花(2008年、UPS)
- 陽のあたる庭(2009年、UPS)
- 舞浜・角谷町・駅前通り 〜「わが町」より〜(2010年、UPS)
- THE KIDS(2010年、JOE Company、本多劇場)
- Gift 〜星空の向こうから〜(2010年、UPS、SPACE107)
- HERO(2011年、チャリティーイベント〜つたえる〜、SEED SHIP)
- 大奥〜第一章〜(2011年、明治座・中日劇場)
- あるジーサンに線香を(2012年、三越劇場・中日劇場)
- ドメスティック・パレード(2012年、JOE Company、青山円形劇場)
- かわたれの空(2012年、日穏、シアター風姿花伝)
- 大奥〜第一章〜(2012年、全国ツアー)
- SUKIYAKI(2013年、日穏、中野ザ・ポケット)
- 大奥〜第一章〜(2013年、大阪松竹座・博多座)
- ZUN(2013年、俳優座)
- あるジーサンに線香を(2013年、全国ツアー)
- 約束〜真説三億円事件〜(2015年、中野テアトルBONBON)
- 梅と桜と木瓜の花(2016年、博多座)
- アメミット(2017年、劇団BLUESTAXI、中野ザ・ポケット)
- 反逆のワイドショー(2017年、新宿THEATER BRATS)
- 悪い女はよく拝む(2018年、中野テアトルBONBON)
- 【 主演 】ようこそ!ゴーストホテルへ(2019年、シアターグリーン BIG TREE THEATER)
- 板の上の二人と三人そして一人(2019年、「劇」小劇場)
- 【 主演 】燦々(2019年、劇団BLUESTAXI、中野テアトルBONBON)
- 新撰組日記 壬生のほたる(2020年、伝承ホール)
- 沙也可〜海峡を越えた愛〜(2020年、伝承ホール)
- 【 主演 】沙也可〜海峡を越えた愛〜(2021年、伝承ホール)
- ヌーのコインロッカーは使用禁止(2021年、「劇」小劇場)
- 新撰組日記 会津嶺の鐘(2022年、伝承ホール)
- 上海郷愁舞曲(2022年、早稲田クローバースタジオ)
- 黒い虫(2022年、小劇場B1)
- さまよう理性(2023年、「劇」小劇場)
- ごりょんさん(2023年、三越劇場)
- 絡み合う正義(2024年、シアター711)
- 去りゆくあなたへ(2024年、劇団BLUESTAXI、中野ザ・ポケット)
バラエティ・情報番組
- WOWOW ノンフィクションW「阪東妻三郎 発掘されたフィルムの謎 〜世界進出の夢と野望」(2015年、WOWOW)
- 「徹子の部屋」(2015年、テレビ朝日)
- 「三宅祐司の昭和お宝フィルム大発掘」(2018年、BS-TBS)
ナレーション
- 株式会社 菱光社 商品紹介映像(2015年)
- ファッションカンタータ from KYOTO オープニングムービー(2016年、京都劇場)
- 現代版 赤備集団 プロモーションムービー(2016年)
ラジオ
- 高田文夫のラジオビバリー昼ズ(2009年、ニッポン放送)
CM
- TSUTAYA DISCAS(2010年)
- mixi & SHARP SH-10B(2010年)
- セレモニー(2011年)
- ERA(2013年)
- 東武(2014年)
- からだすこやか茶W(2018年)
- プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド(2018年)
その他
- フェラーリ ワールドワイドアンバサダーcaliforniaT "STATE OF The Art"
- ファッションカンタータ from KYOTO ゲストモデル(2016年)
- 「男のきものフェス2017」若旦那のきもの講座 @三越 日本橋本店(2017年)
- 「Isetan YUKATA Style」トークイベント @伊勢丹 新宿(2018年)
- ファッションカンタータ from KYOTO ゲストモデル(2024年)
プロデュース・企画
- <イベント> 東日本大震災チャリティーイベント〜つたえる〜(2011年)
- <イベント> 「太秦江戸酒場 〜琳派の秋〜」無声映画活弁上映 @東映太秦映画村(2015年)
- <イベント> 「太秦江戸酒場 〜新緑の陣〜」役者バー @東映太秦映画村(2015年)
- <テレビ> WOWOW ノンフィクションW「阪東妻三郎 発掘されたフィルムの謎 〜世界進出の夢と野望」(2015年)
- <イベント> 「男のきものフェス2017」@三越 日本橋本店(2017年)
- <イベント> 「Isetan YUKATA Style」 @伊勢丹 新宿(2018年)
- <イベント> 「男のきものフェス2018」@三越 日本橋本店(2018年)
- <イベント> 「五感で感じる ART × ゆかた」@三越 日本橋本店(2019年)
スキー関連
- <大会> 全日本学生スキー選手権大会 男子3部入賞(1998年、2000年)
- <雑誌> スキージャーナル 「プロフェッショナル」インタビュー(2001年)
- アルペンスキーヤー皆川賢太郎のエージェント・マネジメント業務。ソルトレイクオリンピック帯同(2002年)
- 母校、学習院大学の体育会スキー部のアルペンコーチ就任(2006年〜2015年)
- <雑誌> ブルーガイドスキー スキーカタログ2014 試乗モニター(2013年)
- <雑誌> ブルーガイドスキー スキーカタログ2014 コラム「スキーセーターのあたたかさ」執筆(2013年)
- <雑誌> 大人のスキー「田村亮 x 田村幸士 原点は家族スキー」(2013年)
- <雑誌> ブルーガイドスキー スキーメーカー“ブラストラック”インタビュー(2013年)
- <大会> 2013 コロンビア スノーダウンヒル 予選1位 本戦3位
- <テレビ> 『橘ゆりかのゴールデンライフ』スキーコーチとして出演(2014年)
- <雑誌> VOLT 特集「大人が遊べる極楽 スキー温泉」監修・インタビュー(2014年)
- <雑誌> スキージャーナル「2013コロンビア スノーダウンヒル」(2014年)
- <雑誌> スキージャーナル「対談 田村幸士×柏木義之」(2014年)
- <写真展> 東日本大震災チャリティ写真展「おれたちに出来ること vol.4」木下健二・桑野智和の作品の被写体として参加(2014年)
- <雑誌> Bravo Ski Vol.3「HOW TO FREESKIING GUNMA 〜群馬の滑り方〜」(2015年)
- <雑誌> スキージャーナル「編集部イッキ乗り」(2015年)
- <雑誌> スキージャーナル 企画連載「俳優・田村幸士のTRY!TRY!TRY!」(2015-2016年)
- <テレビ> 『カッコウの卵は誰のもの』レギュラー出演、台本・用具・現場監修、出演者スキー指導(2016年)
- <雑誌> ブルーガイドスキー「2018シーズン 知っておきたいスキーギア」インタビュー(2017年)
- <アンバサダー> サロモン 2017-2018シーズンモデル XDRシリーズ アンバサダー就任
- <雑誌> スキージャーナル11月号 「俳優・田村幸士が行く海外の旅。カナダ・レイクルイーズ&レベルストーク」
- <雑誌> スキーグラフィック2月号「サロットスキー リブートプロジェクト始動」インタビュー
- <WEB> REAL STYLE by Jeep「スキーヤー・佐々木明氏と俳優・田村幸士氏がスキーの魅力を大放談」REAL STYLE by Jeep【スキーヤー・佐々木明氏と俳優・田村幸士氏がスキーの魅力を大放談】
- <雑誌> skier 2020winter「ファミリーヒストリー」執筆
- <雑誌> MEN’S EX 3月号 “世界が羨む日本の冬を遊ぶ” 対談
- <雑誌> skier 2022winter「田村幸士 アライトリップ」執筆
時代劇
「時代劇は受け継がれていくべき文化遺産である」と、役者としてだけでなくプロデュースなども手がけている。
- <企画提案・出演>WOWOW ノンフィクションW「阪東妻三郎 発掘されたフィルムの謎 〜世界進出の夢と野望」
- <プロデュース>東映太秦映画村でのイベント、太秦江戸酒場〜新緑の陣〜にて無声映画の活弁上映読売新聞 京都版【太秦の90年】本人ホームページより
- <プロデュース>東映太秦映画村でのイベント、太秦江戸酒場〜琳派の秋〜にて役者BARプロデュース朝日新聞 京都版 企画特集2【シネマの街から】
- <登壇>「太秦江戸酒場 x WIRED 特別フォーラム」〜時代劇はテクノロジーで未来に生き残れるか?〜WIRED.jp【京都の「遺産」とテクノロジーが、時代劇の未来を救う】
- <出演>「秋ノ活動写真弁士達〜阪妻特別編」にて弁士として出演
外部リンク
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