金井純一 : ウィキペディア(Wikipedia)
金井 純一(かない じゅんいち、1983年6月27日 - )は、日本の映画監督・脚本家。スターダストプロモーション関連の制作会社である、SDP所属。埼玉県出身。
来歴
埼玉県川越高校卒業後、中央大学理工学部に入学。大学入学後から、ドキュメンタリー作品をはじめとした、映像作品の製作を開始する。
大学中退後の2006年より、ENBUゼミナールにて映像制作を学び、2007年伊参スタジオ映画祭にて「求愛」がシナリオ大賞を受賞、2011年には映像産業振興機構に選出された『ペダルの行方』にて、ドバイ国際映画祭・アジアアフリカ映画短編コンペティション部門に選出される。
2012年、短編映画「転校生」にて、札幌国際短編映画祭最優秀監督賞・最優秀国内作品賞を受賞するなど、発表する各作品が映画祭にて高評価を受けている。
2013年11月公開『ゆるせない、逢いたい』で劇場長編映画デビュー。2014年公開の映画『さよならケーキとふしぎなランプ』は、「吉祥寺で映画を撮ろう!」プロジェクトの第4弾作品として、2014年6月に閉館となった吉祥寺バウスシアターのクロージング作品に選ばれた。
映画をはじめ、テレビドラマ・CMと多方面で活躍をしている。
監督作品
映画
- 求愛 - 監督・脚本(2008年)
- ペダルの行方 - 監督・脚本(2009年)
- 転校生 - 監督・脚本(2012年)
- モーメント - 監督・脚本・編集(2013年)
- ゆるせない、逢いたい - 監督・脚本・編集(2013年)
- さよならケーキとふしぎなランプ - 監督・脚本・編集(2014年)
- ちょき - 監督(2016年)
- マイ・ダディ - 監督(2021年)
テレビドラマ
- ザ・ロブスターズ(2014年、Hulu)
- 弱い男(2014年、BS11)
- スペシャルドラマ「女優堕ち」(2016年、BS朝日)
- びしょ濡れ探偵 水野羽衣(2019年、テレビ東京)(共同脚本:ブルー&スカイ、村上大樹、テニスコート)
- みなと商事コインランドリー(2022年、テレビ東京) (監督回:1・2・11・最終12話、脚本回:1 - 4・9 - 最終12話)
- リビングの松永さん(2024年、関西テレビ・フジテレビ)(共同演出:日暮謙、松川嵩史)
- 青島くんはいじわる(2024年、テレビ朝日)(共同演出:藤澤浩和)
CM
- 角川書店「女優堕ち」(2014年)
- ロッテ トッポ「ふたりだけの声」篇(2015年)
- Panasonic ストラーダ「家族の夢」篇(2015年)
- 大日本住友製薬(工藤阿須加出演、2016年)
MV
- SECRET GUYZ
- 「スーハーマン」
- 「My Monster Lovely」
- 「HUG × HUG」
- PrizmaX「Ready」
- おおはた雄一「風の声を聴いた日に」
- Dflat「水平線の向こうに」
- STU48
- 「花は誰のもの?」
- 「ドラマミュージックビデオ『光は君に、あの日々に。』」
参加作品
映画
- プラスワンvol.2「悪意」 - 助監督(2008年)
- ひとりかくれんぼ - 脚本(2008年)
テレビドラマ
- 甲殻不動戦記 ロボサン - 編集(2014年、テレビ東京)
- 泣きめし今日子 - 編集(2015年、テレビ東京)
- また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ - 演出・編集(2018年、tvk)
受賞歴
- 2007年
- 『求愛』
- 伊参スタジオ映画祭 - シナリオ大賞
- 『求愛』
- 2011年
- 『ペダルの行方』
- ドバイ国際映画祭 - アジアアフリカ映画短編コンペティション部門選出
- 『ペダルの行方』
- 2012年
- 『転校生』
- 第7回札幌国際短編映画祭 - 最優秀監督賞、最優秀国内作品賞
- 第17回釜山国際映画祭 - ソンジェ賞特別賞
- SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 - 短編部門・最優秀作品賞制作は2012年だが、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭での上映は2013年。
- 『転校生』
- 2013年
- 『ゆるせない、逢いたい』
- 釜山国際映画祭 - ニュー・カレント部門選出
- 香港アジア映画祭 - ニュー・タレント賞選出
- マラケシュ国際映画祭 - コンペティション部門選出
- ヴズール国際アジア映画祭 - コンペティション部門選出、観客賞
- 『ゆるせない、逢いたい』
注釈
関連項目
- 映像作家
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/06 17:27 UTC (変更履歴)
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