カトリーヌ・ドモンジョ : ウィキペディア(Wikipedia)
カトリーヌ・ドモンジョ(Catherine Demongeot、1950年5月16日 - )は、フランスの元子役女優である。
人物・来歴
フランスの首都パリに生まれる。
1960年(昭和35年)、レイモン・クノー原作、ルイ・マル監督の『地下鉄のザジ』の主人公ザジ役に抜擢されてデビュー、同作は大ヒットし、ドモンジョはいきなりスターになる。翌1961年(昭和36年)には、ジャン=リュック・ゴダール監督の映画『女は女である』にザジ役のまま出演した。その後、19歳になる1967年(昭和42年)までに2本に出演し、引退した。
引退の39年後、2006年(平成18年)に、ルイ・マル監督の弟で映画プロデューサーのヴァンサン・マルが、イギリスでの『地下鉄のザジ』のDVDリリース(オプティマム・リリーシング社、親会社はヴィヴェンディ)に際してのインタヴューによれば、それ以上の映画出演はしなかったし、のちに歴史家になったとのことであるThe Louis Malle Collection - Vol. 1, DVD, Optimum Releasing, 26 Jun 2006.。
フィルモグラフィ
- 『地下鉄のザジ』 Zazie dans le métro : 監督ルイ・マル、1960年 - ザジ役 (10歳、デビュー作)
- 『女は女である』 Une femme est une femme : 監督ジャン=リュック・ゴダール、1961年 - ザジ役 (11歳)
- 『銀行を焦げつかせろ』 Faites sauter la banque! : 監督ジャン・ジロー、1964年 - コリンヌ・ガルニエ役 (14歳)
- 『闇をつきぬけろ・真夜中の大略奪』 Mise à sac : 監督アラン・カヴァリエ、1967年 - フランソワーズ役 (17歳、引退作)
関連事項
- オプティマム・リリーシング ([[:en:Optimum Releasing]])
註
外部リンク
- About Zazie (英語)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/04 05:31 UTC (変更履歴)
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