ルーファス・ウェインライト : ウィキペディア(Wikipedia)

| 職業 = | 担当楽器 = | 活動期間 = 1993年 - | レーベル = | 事務所 = | 共同作業者 = | 公式サイト = ルーファス・ウェインライト 公式サイト | 著名使用楽器 = }} ルーファス・マクギャリグル・ウェインライト(、1973年7月22日 - )は、アメリカのシンガーソングライターである。ラウドン・ウェインライトIIIとケイト・マクギャリグルの息子であり、マーサ・ウェインライトの兄、ルーシー・ウェインライト・ローチの異母兄弟に当たる。

1998年のデビュー以来、11作のスタジオ・アルバムを発表している。

楽曲「アイム・ア・ランニン」は1989年のジニー賞に、翌年にはジュノー賞新人賞にもノミネートされた。

「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第96位。

経歴

幼い頃に両親が離婚した母子家庭で、少年時代のほとんどをカナダのモントリオールで過ごす。そのため、アメリカとカナダの二重国籍である。

6歳でピアノに触れはじめ、13歳で「マクギャリグル姉妹と一家」(ルーファスと妹のマーサ、母のケイト、伯母のアンナからなるフォークグループ)として巡業を始める。

ニューヨーク州ダウンステイトのミルブルック高校(後に彼の曲 "Millbrook" に影響を与える)を卒業後、コンコーディア大学、マギル大学で短期間ピアノを学ぶ。

10代の頃に、ゲイであることをカミングアウトしているThe Wainwright Stuff - Metro Weekly (March 11, 1999)。

若い頃よりオペラに興味を持ち、それは彼の音楽にも強く影響している。例えば「Barcelona」は、ヴェルディのオペラ、マクベスの台詞を引用している)。また、エディット・ピアフアル・ジョルソンジュディ・ガーランドらにも強い関心を示している。

活動開始〜デビューアルバム

毎週出演していた、Cafe Sarajevoのモントリオールのクラブでのステージが評判になり、Pierre Marchandによっていくつかのデモテープが作られる(彼は、後にウェインライトのアルバム "Poses" のプロデュースを手がける)。テープは、ドリームワーク・レコードのLenny Waronkerにわたり、彼は自身のレーベルでウェインライトと契約する。1996年の春に、ウェインライトはニューヨークへ移り、Club Fezで定期的に演奏を行う。その年の秋にロサンゼルスに移り、ファースト・アルバム『Rufus Wainwright』のレコーディングを開始する。

このデビュー・アルバムは高い評価を受け、ローリングストーン誌はその年最良のアルバムの一つとし、また彼をその年の "Best New Artist" と呼んだ。1998年の夏、ウェインライントはショーン・レノンとツアーを行い、続いて自身の初ツアーを行う。12月に彼はGAPのCMに出演し、フランク・レッサーの "What Are You Doing New Year's Eve?" を披露すると、彼の知名度と作品のセールスは飛躍的に増加する。1999年の3月からツアーを行う。

ディスコグラフィ

オリジナル・アルバム

  • Rufus Wainwright (1998年)
  • Poses (2001年)
  • Want One (2003年)
  • Want Two (2004年)
  • Release the Stars (2007年)
  • [[:en:All Days Are Nights: Songs for Lulu|All Days Are Nights: Songs for Lulu]] (2010年)
  • Out of the Game (2012年)
  • Prima Donna (2015年)
  • [[:en:Take All My Loves: 9 Shakespeare Sonnets|Take All My Loves: 9 Shakespeare Sonnets]] (2016年)
  • Unfollow the Rules (2020年)
  • Folkocracy (2023年)

ライブアルバム

  • Rufus Does Judy At Carnegie Hall (2007年) - 追悼コンサートのライブ音源から、ジュディ・ガーランドの1961年のコンサートを再現。
  • Milwaukee at Last!!! (2009年)
  • [[:en:Rufus Wainwright: Live from the Artists Den|Rufus Wainwright: Live from the Artists Den]] (2014年)
  • Unfollow the Rules: The Paramour Session (2021年)
  • Rufus Wainwright and Amsterdam Sinfonietta Live (2021年)
  • Rufus Does Judy at Capitol Studios (2022年)

サウンドトラック

  • Complainte de la Butte - 映画「ムーラン・ルージュ」(2001)
  • Hallelujah - 映画「シュレック」(2001)
  • Across the Universe - 映画「アイ・アム・サム」(2001)
  • I'll Build A Stairway to Paradise - 映画「アビエイター」(2002)
  • BROKEBACK MOUNTAIN-映画ブロークバックマウンテン(サウンドトラック)(2005)

映画

  • 「アビエイター」

出典

外部リンク

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