松元ヒロ : ウィキペディア(Wikipedia)

松元ヒロ(まつもとヒロ、1952年10月19日 - )は、鹿児島県出身のピン芸人。血液型はA型。

経歴

鹿児島実業高等学校、法政大学法学部政治学科を卒業後、パントマイマーとなり全国を巡業。

その後ばんきんや、石倉チョッキとコミックバンド「笑パーティー」を結成、ベーシストとして活動。「お笑いスター誕生」に出場し、第4回オープントーナメントサバイバルシリーズで優勝した。

解散後はコントグループ「ザ・ニュースペーパー」の結成に参加。1998年11月に独立し、ピン芸人になる。

2019年7月、FNS九州8局共同制作・ドキュメント九州「テレビで会えない芸人…-松元ヒロの世界-」(制作:KTS鹿児島テレビ)(制作:野元俊英、プロデューサー:四元良隆、ディレクター:牧 祐樹、撮影:鈴木哉雄)放送。

人物

高校・大学では駅伝選手であったが、大学時代アフロヘアーで選手活動を続けたため先輩部員の怒りを買い、退部に追い込まれる。この出来事を通じ「自由な表現活動をしたい」と思うようになり、パントマイムとお笑いの世界を目指すこととなったテレビに出られない芸人

また、パントマイムを目指すきっかけとして、教師になる道を諦めていたところ、チャールズ・チャップリンの「モダンタイムス」などの無声映画を見て、地元訛りにコンプレックスを持たずにできる仕事として感動し、パントマイム、お笑い、風刺の道に入ったとも語っている「しんぶん赤旗」2019年11月4日付インタビュー。

芸風

  • ニュースに合わせて即興でパントマイムをつける「マイムニュース」が持ちネタ。
  • 歴代総理大臣の物まねをすることが多い。
  • 鹿児島実業高校や法政大学での学園生活や陸上部でのエピソードを盛り込んだ一人芝居も演じている。
  • テレビに出演することは少ないが、立川談志に気に入られているため、「談志・陳平の言いたい放だい」にゲスト出演したり、立川志の輔出演のCMに共演することがある。
  • 公共広告機構(現・ACジャパン)の日米共同キャンペーン「WATERMAN」(1996年)の、水でできた人物像のCGグラフィックの人物モデルである。

政治的思想

  • 護憲派であり、憲法9条を題材としたネタを披露することも多い。
  • 自らを日本国憲法に見立てた一人芝居「憲法くん」では、憲法前文や憲法9条条文を暗唱しつつ「こんにちは、憲法です。68歳になりました。私がリストラされるという話がありますが、本当にいいんですか」などと舞台から客に向かって話しかけるネタを披露している。
  • 2019年、映画『誰がために憲法はある(井上淳一監督)』では、松元が演じている「憲法くん」を原作にしたキャラクターを、女優の渡辺美佐子が演じた。
  • 『憲法くん』は坂手洋二の脚本で燐光群により舞台化、2019年11月から12月にかけて東京・伊丹・岡山・名古屋で上演された。
  • 2016年1月3日に行われた安倍政権に抗議するデモに登場し、「不良グループに刃物を持たせて、それが抑止力になるというのが、安倍さんの考え方。そうしたら、不良グループはチェーンやピストルを持ってくるようになる。僕は不良に『好き好き好き!』と近づいていって、3年間1度も殴られなかった。憲法9条を体で示していた。だから武器を持たない方が安心。積極的平和主義というけど、安倍さんのやっていることは、あべこべなんです」と語った。

著書

  • 安倍政権を笑い倒す (2015年7月、角川新書) - 佐高信との共著 ISBN 9784040820323
  • 憲法くん(2016年12月、講談社)-松元 ヒロ(作)武田 美穂(絵)ISBN 9784061333093

受賞歴

(笑パーティー時代)

  • 第1回 NHK新人演芸コンクール 演芸部門 優秀賞

(番組)

  • 「テレビで会えない芸人…-松元ヒロの世界-」2020年日本民間放送連盟賞 テレビエンターテインメント番組部門最優秀賞

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2020/11/12 01:46 UTC (変更履歴
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