S・レイ・サビッジ
米シアトル出身で、ボストン大学を卒業後ロサンゼルスへ。1986年に製作会社ゼノン・ピクチャーズを設立し、主に黒人をターゲットとしたインディペンデント映画の先駆者となる。ヒップホップレーベル「デス・ロウ・レコード」の実像に迫った音楽ドキュメンタリー「ウェルカム・トゥ・デス・ロウ」(01)で初監督を務め、製作総指揮も兼ねた。ヒップホップグループ「N.W.A.」の伝記映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」(15)には原案・共同製作総指揮として携わり、原案のアラン・ウェンカス、原案・脚本のアンドレア・バーロフ、脚本のジョナサン・ハーマンとともに第88回アカデミー脚本賞にノミネートされた。