高坂光幸 : ウィキペディア(Wikipedia)
高坂 光幸(こうさか みつゆき、1946年〈昭和21年〉12月22日 - )は秋田県北秋田郡鷹巣町出身の日本の映像監督、製作主任である。
立命館大学英米文学科を卒業後、映画製作会社の男プロに助監督として入社したが、すぐに男プロが倒産してフリーに、その後は京都映画撮影所の助監督として活動、『必殺シリーズ』では『必殺仕掛人』から助監督を務め、『必殺仕業人』の第27話「あんたこの恨みをどう思う」で初めて監督を務めた。その後も必殺シリーズの監督を務めたが、『必殺仕事人』の第34話で監督を務めて以降は監督業からは遠ざかり、制作主任、制作者として活動している。
2022年に立東舎から発刊された高鳥都による著書『必殺シリーズ秘史 50年目の告白録』() ではインタビューが掲載された。
その他
『必殺シリーズ異聞 27人の回想録』(立東舎、)の取材で2023年に火野正平を取材したライターの高鳥都によると、『新・必殺仕置人』の第17話「代役無用」で劇中歌として火野が歌った『想い出は風の中』は、高坂が作詞したものである。
主な作品
監督
テレビドラマ(監督)
- 必殺シリーズ
- 必殺仕業人 (1976) (27話)
- 新必殺仕置人 (1977) (8, 12, 17, 21, 23, 25, 30, 32, 33, 35, 37, 40話)
- 必殺商売人 (1978) (8, 11, 15, 19, 21, 24話)
- 必殺からくり人 富嶽百景殺し旅 (1978) (7, 8話)
- 翔べ! 必殺うらごろし (1978-79) (17, 18, 20話)
- 必殺仕事人 (1979-1981) (14, 24, 34話)
制作
テレビドラマ(制作)
- 額田女王 (1980)
- 必殺シリーズ
- 鬼平犯科帳シリーズ
- 剣客商売シリーズ
- 京都殺人案内シリーズ
- 無用庵隠居修行シリーズ
- だましゑ歌麿シリーズ
- 徳川武芸帳 柳生三代の剣 (1993)
- 炎の奉行 大岡越前守 (1997)
- 壬生義士伝~新選組でいちばん強かった男 (2002)
- 天下騒乱〜徳川三代の陰謀 (2006)
- 刺客請負人 (2007)
- よろずや平四郎活人剣 (2007)
- 寧々〜おんな太閤記 (2009)
- 書道教授 (2010)
- 忠臣蔵〜その義その愛 (2012)
映画
- 花のお江戸の釣りバカ日誌 (1998)
- 必殺!三味線屋勇次 (1999)
- 悪名 (2001)
- カタクリ家の幸福 (2002)
- 跋扈妖怪伝 牙吉 (2004)
- ヒョンジェ (2007)
- ゲゲゲの鬼太郎 (2007)
- 鴨川ホルモー (2009)
脚註
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/29 19:18 UTC (変更履歴)
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