近藤晶一 : ウィキペディア(Wikipedia)
近藤 晶一(こんどう しょういち、1958年(昭和33年)- )は、日本の映像ディレクター、ジャーナリスト。主にテレビドキュメンタリーの分野で活動し、危険地域や紛争地帯での取材・映像制作を数多く手がけたことで知られる。
経歴
愛媛県西条市出身。愛媛県立西条高等学校卒業後、東京造形大学に進学。在学中よりテレビ番組制作会社でアシスタントディレクターとしてアルバイトを始め、後に大学を中退し映像制作の道へ進む。
20代後半から30代後半にかけて、NHKや民放各局のドキュメンタリー番組に携わる。代表的な番組には『タイム21』『中村敦夫の地球発22時』『金曜ファミリーランド』『今夜は好奇心!』『驚き桃の木20世紀』『NHKスペシャル』『サンデープロジェクト』などがある。
所属していた制作会社の解散後はフリーランスとなり、報道番組を中心に活動。『バンキシャ』(日本テレビ)や『スーパーニュース』『ニュースJAPAN』(フジテレビ)などに関わった。
活動内容
フリージャーナリストとしての活動では、他のディレクターが足を踏み入れない危険地帯を積極的に取材対象とし、独自の視点で映像を制作。取材地には、コロンビアの麻薬戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争、パレスチナ問題、ソマリアなどが含まれる。
現地の緊迫した状況を映像で伝えることにより、視聴者に対して戦争や紛争の実態を訴える作品を多数制作。その活動は「戦場ジャーナリスト」「危険地帯担当」とも称される。
現在
現在は不定期で自身の体験を記録・発信している。noteなどのプラットフォームを通じて、過去の取材経験や戦場での記憶を綴っている。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/10/21 11:53 UTC (変更履歴)
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