兵藤裕己 : ウィキペディア(Wikipedia)
兵藤 裕己(ひょうどう ひろみ、1950年10月3日 - )は、日本の日本中世文学、芸能研究者。学習院大学名誉教授。語り物として『平家物語』の性格に着目した研究は対象を近代文学まで広げ、大胆な仮説をたてて文芸における声の役割を論じる。
経歴
愛知県生まれ。1975年京都大学文学部国文科卒、1984年東京大学国文科大学院単位取得満期退学、埼玉大学専任講師、1986年同助教授、1993年同教授、1996年成城大学文芸学部教授、2001年「平家物語の歴史と芸能」で東京大学博士(文学)、同年学習院大学文学部教授。早稲田大学大学院非常勤講師、同エクステンションセンター講師。
樋口一葉記念やまなし文学賞の研究・評論部門選考委員を務める。
受賞歴
1996年『太平記の可能性』でサントリー学芸賞。2002年『の国民国家・日本』でやまなし文学賞の研究・評論部門で受賞。
著書
- 改版 岩波現代文庫 B(180)(増補版)
- 改題
- 改版 講談社学術文庫 1726
- 改題、改版
- 改題、改版
- 改題、改版
- 韓国語版
- オンライン版 HathiTrust Digital Library, 2010年(有料会員制)
- 展覧会図録
- - 付録:8mmDVD『俊徳丸』3段目(山鹿良之)
- 『物語の近代』岩波書店、2020年11月
論文ほか
- 掲載ページ範囲の異なる書誌情報
校注
- 『説経節 俊徳丸・小栗判官 他三篇』岩波文庫、2023年7月
参考資料
注釈
出典
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/06 04:25 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.