イングリッド・チューリン : ウィキペディア(Wikipedia)
イングリッド・チューリン(Ingrid Thulin, 1926年1月27日 - 2004年1月7日)は、スウェーデン人の女優。
来歴
ヴェステルノールランド県ソレフテオー出身。父親は漁師。子供のころからバレエを学び、ストックホルムの王立ドラマ劇場付属俳優学校で学ぶ。
イングマール・ベルイマン監督の映画作品で世界的に知られる存在となった。ベルイマン中期の作品群はイングリッド・チューリンの演技に支えられていたと言っても過言ではない。1960年代以降は、アラン・レネやルキノ・ヴィスコンティの監督作品、またエンターテインメント作品にも出演。知性とエロティシズムを漂よわせた演技が特徴。
1960年代以降ローマに在住していたが、癌のため帰国。ストックホルムの病院で死去。
主な出演作品
- 野いちご Smultronstället (1957年)
- 女はそれを待っている Nära livet (1958年)
- 魔術師 Ansiktet (1958年)
- 黙示録の四騎士 The Four Horsemen of the Apocalypse (1962年)
- 冬の光 Nattvardsgästerna (1962年)
- 沈黙 Tystnaden (1963年)
- 恍惚 Die Lady (1964年)
- 死刑台への招待 Return from the Ashes (1965年)
- 戦争は終った La Guerre est finie (1966年)
- 地獄に堕ちた勇者ども La Caduta degli dei (1969年)
- 叫びとささやき Viskningar och rop (1972年)
- カサンドラ・クロス The Cassandra Crossing (1976年)
- 戦慄の黙示録 Il giorno prima (1987年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/13 14:30 UTC (変更履歴)
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