篠原正記 : ウィキペディア(Wikipedia)
は、日本の元俳優。本名同じ。
来歴・人物
1957年に東宝に入社し専属俳優となるが、それ以前からエキストラとして『七人の侍』の百姓役や『ゴジラ』の船員と新聞記者役などで東宝作品に出演していた。
ジャンルを問わず数多くの映画に出演しており、ひとつの作品で二役、三役を演じていることもある。数ある出演作の中では『怪獣大戦争』でスーツアクターを務めたラドン役が有名だが、これは篠原が自ら志願し、先輩俳優の手塚勝巳の口利きで実現したものである。
1971年の専属俳優一斉解雇の際に俳優を引退し、個人タクシー経営を経て引退。
主な出演作品
映画
- 七人の侍(1954年):百姓
- さらばラバウル(1954年):整備兵
- ゴジラシリーズ
- ゴジラ(1954年):栄光丸の船員(上半身裸の男)、しきねの新聞記者 [2役]
- ゴジラの逆襲(1955年):大阪海上警察官、対策本部員 [2役]
- キングコング対ゴジラ(1962年):ファロ島民
- モスラ対ゴジラ(1964年):インファント島民、毎朝新聞記者、警察幹部 [3役]
- 三大怪獣 地球最大の決戦(1964年):
- 怪獣大戦争(1965年):ラドン、
- ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年):インファント島の原住民
- 怪獣総進撃(1968年):
- ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969年):
- ゴジラ対ヘドラ(1971年):麻雀の客、自衛隊下士官 [2役]
- 透明人間(1954年) -
- 地球防衛軍(1957年):
- 無法松の一生(1958年):人足
- 裸の大将(1958年):駅の男、闇市の男 [2役]
- 変身人間シリーズ
- 美女と液体人間(1958年):
- 電送人間(1960年):
- 大怪獣バラン(1958年):、漁夫C [2役]
- 隠し砦の三悪人(1958年):山名の足軽
- 独立愚連隊(1959年):馬賊の一味
- 戦国群盗伝 (1959年)
- 日本誕生(1959年):
- ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年):
- モスラ(1961年):
- 紅の海(1961年)
- 世界大戦争(1961年):東京防衛司令部計算員
- クレージー映画
- ニッポン無責任時代(1962年):バーの客
- 日本一のホラ吹き男(1964年):土木作業員
- ホラ吹き太閤記(1964年):厩の番人
- クレージーの殴り込み清水港(1970年):岡っ引き
- 天国と地獄(1963年):目撃証言をする百姓
- 戦国野郎(1963年):馬借
- 青島要塞爆撃命令(1963年)
- マタンゴ(1963年):マタンゴ
- 海底軍艦(1963年):貨物船の船員、
- ああ爆弾(1964年):銀行員
- 君も出世ができる(1964年):東和観光社員、サラリーマン [2役]
- 宇宙大怪獣ドゴラ(1964年):刑事
- 太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年):
- 血と砂(1965年):兵士
- クレージー作戦シリーズ
- 大冒険(1965年):
- クレージーだよ奇想天外(1966年):大聖グループ重役、磯村の支持者 [2役]
- クレージーだよ天下無敵(1967年):ヒットショーのディレクター
- クレージー黄金作戦(1967年):カメラマン、空港の見送り [2役]
- クレージーの怪盗ジバコ(1967年):W.C.W.C.の一味、彦根検問所の警官 [2役]
- クレージーの大爆発(1969年):工事作業員
- 続・社長忍法帖(1965年):火災対策本部員
- 100発100中(1965年):ルボワの部下
- 奇巌城の冒険(1966年):敦煌の民、ペシルの武官 [2役]
- ゼロ・ファイター 大空戦(1966年):監視所の兵
- フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年):
- キングコングの逆襲(1967年):
- 東宝8.15シリーズ
- 日本のいちばん長い日(1967年):宮内省を荒らす反乱兵
- 連合艦隊司令長官 山本五十六(1968年):漁村の男、
- 日本海大海戦(1969年):
- 激動の昭和史 軍閥(1970年):毎日新聞社の記者、艦隊参謀、召集された市民 [3役]
- 乱れ雲(1967年):営業所員
- 100発100中 黄金の眼(1968年):ベイルートの男
- 斬る(1968年):浪人
- 空想天国(1968年):刑事
- 緯度0大作戦(1969年):
- ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣(1970年):セルジオ島島民
テレビ
- ウルトラQ(1966年)
- 第3話「宇宙からの贈りもの」:大蔵島自警団
- 第8話「甘い蜜の恐怖」:万作
- 第16話「ガラモンの逆襲」:牛山の同僚
- 桃太郎侍 第3話「秘めたる過去」(1967年)
注釈
出典
出典(リンク)
参考文献
- 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/08 11:30 UTC (変更履歴)
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