中畑道子 : ウィキペディア(Wikipedia)
中畑 道子(なかはた みちこ、1921年7月17日 - 1972年10月16日)は、日本の女優。京都府出身。
来歴・人物
1921(大正10)年7月17日生まれ。京都出身。京都女学校卒。
夫は『チコタン』の作詞や『中学生日記』、『できるかな』などの脚本家として知られる蓬萊泰三。
1950年、毛利菊枝主宰の劇団くるみ座に入座。
1968年、『あしたこそ』(橋田壽賀子脚本)のヒロイン・摂子(藤田弓子)の母・ふみ役で第6回放送批評家賞(ギャラクシー賞)受賞第6回放送批評家賞(ギャラクシー賞)を受賞。
1970年に同劇団を退団。
1972年、『藍より青く』ではナレーションを担当するも、放映開始半年後に病気により降板(後任は丹阿弥谷津子)。その直後、同年10月16日13時45分心臓機能障害のため、東京都新宿区の前田外科病院にて逝去。51歳であった。尚、『藍より青く』のナレーションは10月28日放送分まで収録済みでそのまま放送し30日放送分より交代した。
テレビドラマ
- 部長刑事(ABC)
- 日本の日蝕(1959年 NHK大阪、安部公房作、和田勉演出)※第14回芸術祭奨励賞受賞同作のテレシネ収録された原版フィルムはNHK大阪に保存されてあり、1983年の『テレビ三十周年特別番組』(NHK教育)で『マンモスタワー』などと共に放映された。
- ナショナル日曜観劇会 / 釜ヶ崎(1961年、ABC) - おかあちゃん ※第16回芸術祭大賞
- 文芸劇場 / しぶちん(1962年、NHK総合)
- 女系家族(1963年、毎日放送) - 君枝
- チコちゃん日記(1965年、NHK総合) - 母
- 連続テレビ小説(NHK総合)
- あしたこそ(1968年)
- 藍より青く(1972年) - ナレーション
- ごちそうさん(1969年、関西テレビ) - とし子
- 銀河ドラマ(NHK総合)
- 赤ちゃん誕生(1970年) - 三田喜多子
- 千鳥(1970年) - 竹之口ふさ
- すし屋のケンちゃん(1971-72 TBS、国際放映)
映画
- 愛情屋台(1960年 記録映画社)
- 冷飯とおさんとちゃん(1965年 東映)
- 花の特攻隊 あゝ戦友よ(1970年 日活)
- 誰のために愛するか(1971年 東宝)
出典
- 日本映画俳優全集・女優編(キネマ旬報社 1980年)
外部リンク
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