中古智 : ウィキペディア(Wikipedia)

中古 智(ちゅうこ さとる、1912年2月10日 - 1994年8月6日)は、日本の映画美術監督。千葉県出身。

経歴

1934年に日本美術学校を卒業後、PCLに入社する。北猛夫久保一雄らに師事し、1944年に美術監督となる。玉井正夫下永尚石井長四郎ら共に成瀬巳喜男監督の常連スタッフとして親しまれる。第7代日本映画・テレビ美術監督協会理事長。

1994年8月6日午後3時35分に急性心不全のため死去(享年83歳)読売新聞1994年8月8日朝刊27面より。

担当作品

  • 雷撃隊出動(1944年)
  • 泣きぬれた人形(1951年)
  • お国と五平(1952年)
  • 山の音(1954年)
  • 晩菊(1954年)
  • ゴジラ(1954年)
  • 浮雲(1955年)
  • くちづけ(1955年)
  • 驟雨(1956年)
  • 妻の心(1956年)
  • 鬼火(1956年)
  • 流れる(1956年)
  • 杏っ子(1958年)
  • コタンの口笛(1959年)
  • 女が階段を上る時(1960年)
  • 名もなく貧しく美しく(1961年)
  • 女に強くなる工夫の数々(1963年)
  • 乱れる(1964年)
  • 女の中にいる他人(1966年)
  • 乱れ雲(1967年)

受賞歴

  • 1956年 毎日映画コンクール美術賞
  • 1956年 日本映画技術賞美術賞
  • 1991年 勲四等瑞宝章

脚註

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/15 00:15 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「中古智」の人物情報へ