山本一生 : ウィキペディア(Wikipedia)

山本 一生(やまもと いっしょう、1948年10月14日『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.351 - )は、日本の近代史研究家、競馬史研究家 。

人物・来歴

東京都生まれ。東京大学文学部国史学科卒業後、石油精製会社に勤務する傍ら、競馬の歴史や血統に関して翻訳・執筆を行う。

1997年よりフリーとなり、伊藤隆のもとで『有馬頼寧日記』の編集に加わり、その後は戦間期の日記を読み解く作業を行っている。

2007年『恋と伯爵と大正デモクラシー―有馬頼寧日記1919』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2021年『百間、まだ死なざるや 内田百間伝』で読売文学賞受賞。

著書

  • 『競馬学への招待』ちくま新書 1995.10 / 平凡社ライブラリー 2005
  • 『競馬学の冒険』毎日新聞社 1998.10
  • 『ああ、あたしのトウショウボーイ』大村書店 1998(プーサン競馬叢書)/ 増補版 青土社 2014
  • 『恋と伯爵と大正デモクラシー 有馬頼寧日記1919』日本経済新聞出版社 2007.9
  • 『書斎の競馬学』平凡社新書 2008.12
  • 『日記逍遥 昭和を行く 木戸幸一から古川ロッパまで』平凡社新書 2011.1
  • 『哀しすぎるぞ、ロッパ 古川緑波日記と消えた昭和』講談社 2014.7
  • 『水を石油に変える人 山本五十六 不覚の一瞬』文藝春秋 2017.6
  • 『百間、まだ死なざるや 内田百閒伝』中央公論新社 2021.6
  • 『百間外伝 これくん風到来』中央公論新社 2024.1

翻訳

  • ケン・マクリーン『クラシック馬の追求 競走馬の血統パターン』競馬通信社 1991.10
  • ジョン・ヒスロップ『ヒスロップの生産手法 名馬はいかにつくられるか』日本中央競馬会 1994.11
  • ブルヒャルト・フォン・エッチンゲン『馬産の理論と実践』馬事文化財団 1997.11

参考

  • 著書の紹介文

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/20 06:59 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「山本一生」の人物情報へ