鈴木達夫 : ウィキペディア(Wikipedia)

鈴木 達夫(すずき たつお、1935年 - )は、日本の撮影監督、映画カメラマン。静岡県出身。

略歴

岩波映画製作所を経てフリーになり、1965年に『水で書かれた物語』で撮影を担当した。その後は日本アート・シアター・ギルドを中心に数々の劇映画の撮影に従事し、多くの監督たちから信頼され、黒木和雄長谷川和彦寺山修司篠田正浩らの作品の撮影を担当している。ドキュメンタリー出身のため、手持ちカメラによるアクティブな映像を得意としながらも、画面構成や撮影技術にも長けており、多くの傑作を生み出している。

2021年、第44回日本アカデミー賞会長功労賞を受賞第44回 日本アカデミー賞 優秀賞決定!、日本アカデミー賞公式サイト、2021年2月17日閲覧。。

撮影担当作品

  • 水で書かれた物語(1965年)
  • 処刑の島(1966年)
  • とべない沈黙(1966年)
  • 女のみづうみ(1966年)
  • 非行少年 陽の出の叫び(1967年)
  • 薔薇の葬列(1969年)
  • キューバの恋人(1969年)
  • 明日また生きる(1970年)
  • 修羅(1971年)
  • 赤い鳥逃げた?(1973年)
  • 卑弥呼(1974年)
  • 修羅雪姫 怨み恋歌(1974年)
  • 田園に死す(1974年)
  • 桜の森の満開の下(1975年)
  • 祭りの準備(1975年)
  • 青春の殺人者(1976年)
  • ボクサー(1977年)
  • 太陽を盗んだ男(1979年)
  • 夕暮まで(1980年)
  • 制覇(1982年)
  • 草迷宮(1983年)
  • 海燕ジョーの奇跡(1984年)
  • 最後の博徒(1985年)
  • 結婚案内ミステリー(1985年)
  • 波光きらめく果て(1986年)
  • ちょうちん(1987年)
  • アラカルト・カンパニー(1987年)
  • 疵(1988年)
  • TOMORROW 明日(1988年)
  • マリリンに逢いたい(1988年)
  • ドグラ・マグラ(1988年)
  • レディ!レディ(1989年)
  • ラッフルズホテル(1989年)
  • 少年時代(1990年)
  • チー公物語 ネズミ小僧のつくりかた世紀末版(1991年)
  • ご挨拶(1991年)
  • グッバイ・ママ(1991年)
  • 寝盗られ宗介(1992年)
  • シンガポールスリング(1993年)
  • 横浜ばっくれ隊(1994年)
  • 集団左遷(1994年)
  • 写楽(1995年)
  • 瀬戸内ムーンライト・セレナーデ(1997年)
  • 秘祭(1998年)
  • 梟の城(1999年)
  • 長崎ぶらぶら節(2000年)
  • 千年の恋 ひかる源氏物語(2001年)
  • 父と暮せば(2004年)
  • 深紅(2005年)
  • ロストクライム -閃光-(2010年)
  • 始まりも終わりもない(2012年)
  • こどもしょくどう(2018年)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/23 04:47 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「鈴木達夫」の人物情報へ