アレクサンドラ・マリア・ララ : ウィキペディア(Wikipedia)
アレクサンドラ・マリア・ララ(ドイツ語:、1978年11月12日 - )は、ルーマニア・ブカレスト生まれの女優。本名はアレクサンドラ・プラタレアヌ(ルーマニア語:)。ドイツで活躍している。
来歴
父親はブカレスト国立劇場の副代表を務める有名な俳優、母親は言語学者であったが、彼女が4歳のとき、チャウシェスク政権を逃れて西ドイツに移住。フライブルクとベルリンで育つ。ギムナジウムを卒業後、父親がベルリンに設立した演劇学校で学ぶ。
11歳から数多くのテレビドラマに出演し、1999年に映画デビュー。2004年、ヒトラーの秘書トラウデル・ユンゲを演じた『ヒトラー 〜最期の12日間〜』で高い評価を得た。2005年には大衆紙『ビルト』により「最も美しいドイツ人」に選ばれている(彼女は民族的にはルーマニア人であるが)。
2007年にはフランシス・フォード・コッポラ直々のオファーで『コッポラの胡蝶の夢』への、そしてテオ・アンゲロプロスの『』にも出演が決まっている。トム・クルーズ主演のヒトラー暗殺計画を描く映画『ワルキューレ』への出演オファーもあったものの、「興味がない」として断った。
映画『コントロール』で共演したイギリスの俳優サム・ライリーと交際、2009年に結婚したSam Riley is married to Alexandra Maria Lara. Zimbio, retrieved April 20, 2011。2014年に長男を出産した。
主な出演作品
公開年 | 邦題原題 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2000 | クレイジー | メラニー | |
2001 | トンネル | ロッテ | |
2002 | キング・オブ・キングス | マリア・ヴァレフスカ | テレビシリーズ |
2004 | ヒトラー 〜最期の12日間〜 | トラウデル・ユンゲ | |
2005 | 漁師と妻 | ||
2007 | コントロール | アニーク・オノレ | |
コッポラの胡蝶の夢 | ヴェロニカ / ラウラ | ||
2008 | セントアンナの奇跡 | アクシスサリー | |
バーダー・マインホフ/理想の果てに | ペトラ | ||
愛を読むひと | 若き日のイラーナ | ||
2009 | 最終目的地The City of Your Final Destination | Deirdre Rothemund | |
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ | ジェシカ | ||
2010 | 遥かな町へ | アンナ(主人公の母親) | 原作:谷口ジロー |
2013 | ラッシュ/プライドと友情Rush | マレーネ・クナウス | |
2014 | フランス組曲SUITE FRANCAISE | ||
2017 | ジオストームGeostorm | ウーテ・ファスペンダー | |
2019 | コリーニ事件Der Fall Collini | ヨハンナ・マイヤー | |
2021 | The King's Man | エミリー・オックスフォード |
参照
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/30 12:42 UTC (変更履歴)
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