アルバート・サルミ : ウィキペディア(Wikipedia)

アルバート・サルミAlbert Salmi、1928年3月11日 - 1990年4月22日)はアメリカ合衆国の俳優。主にテレビドラマを中心に活動し、特に西部劇作品での活躍に対してWestern Heritage AwardのBronze Wranglerを受賞している

略歴

1928年にニューヨーク・ブルックリンでフィンランド移民であるSvanteとIdaのSalmi夫妻のもとに生まれる。家で両親はフィンランド語しか話さなかった。高校を卒業すると、第二次世界大戦に従軍し、退役後、アクターズ・スタジオで演技を学び、舞台俳優となる。その後、ブロードウェイの舞台にも立つようになり、1955年初演の『Bus Stop』(ウィリアム・インジ作。1956年にマリリン・モンロー主演で『バス停留所』として映画化)にボー・デッカー役で出演し、成功を収める。

1950年代半ばからテレビドラマに出演するようになる一方、1958年に『カラマゾフの兄弟』で映画デビュー。本作と『無頼の群』の2作品での演技により、で助演男優賞を受賞する。その後はテレビドラマを中心に活動し、特に西部劇作品での活躍が評価され、1967年にはWestern Heritage AwardのBronze Wranglerを受賞している。

私生活

生涯で2回結婚している。最初の妻は元子役スターのペギー・アン・ガーナーで、1956年に結婚し、娘キャサリン・アン・サルミが生まれるが、1963年に離婚する。なお、娘キャサリンは1995年に38歳で心臓病により死去している。

2番目の妻ロバータ・ポロックとは1964年に結婚し、2子をもうける。そのうちの1人、娘のジェニファー・サルミは女優である。

俳優としては悪役など強面の役柄を演じることが多かったが、本人はもの静かな家族思いの人物で、ハリウッドの派手な生活を嫌い、晩年は妻と暮らしていたワシントン州スポケーンで俳優の育成を行なっていた。

衝撃的な死

1990年4月、サルミと妻ロバータが自宅で死んでいるのが発見される。2人は当時別居中で、自宅には妻が1人で暮らしていた。サルミは深刻な鬱病を患っており、妻を射殺後、自ら拳銃自殺したものと見られている。

主な出演作品

  • カラマゾフの兄弟 The Brothers Karamazov (1958)
  • 無頼の群 The Bravados (1958)
  • 許されざる者 The Unforgiven (1960)
  • 荒れ狂う河 Wild River (1960)
  • 暴行 The Outrage (1964)
  • 墓石と決闘 Hour of the Gun (1967)
  • 新・猿の惑星 Escape from the Planet of the Apes (1971)
  • 燃えよ! カンフー Kung Fu (1972-1974) ※テレビシリーズ
  • 巨大蟻の帝国 Empire of the Ants (1977)
  • チャールズ・ブロンソン/愛と銃弾 Love and Bullets (1979)
  • 超高層プロフェッショナル Steel (1979)
  • ブルベイカー Brubaker (1980)
  • ボールズ・ボールズ Caddyshack (1980)
  • ドラゴンスレイヤー Dragonslayer (1981)
  • 死線からの脱出 Born American (1986)

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/02/10 14:43 UTC (変更履歴
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