綾瀬はるか×妻夫木聡「まさか」「不思議でしたね」 18年ぶり共演「人はなぜラブレターを書くのか」で夫婦役
2026年1月18日 22:30

2000年3月に発生した地下鉄脱線事故にまつわる実話をもとに描いた映画「人はなぜラブレターを書くのか」の完成報告会見が1月18日、都内で行われ、主演を務める綾瀬はるか、當真あみ、細田佳央太、妻夫木聡、石井裕也監督が出席した。
綾瀬は、ある出来事をきっかけに、事故で亡くなった初恋相手・富久信介に24年の時を超えて、再びラブレターを書く主人公・寺田ナズナを演じている。

現代を生きるナズナは、「富久さんの分まで精いっぱいに生きようとする、芯の強い女性」だといい「でも、あることを抱えていて、それを言わないことが彼女なりの愛だ思っている。その葛藤をどこまで表に出すか、監督とお話しながら、お芝居した」と振り返る。


夫・寺田良一を演じる妻夫木とは、08年の「ザ・マジックアワー」以来の共演となり、初の夫婦役。「まさか夫婦役をやることになるとは」(妻夫木)、「不思議でしたね」(綾瀬)と照れ笑い。妻夫木は「いるだけで周りを温かくするオーラを持っていて、それはナズナを通して皆さんにも伝わるはず」だと、綾瀬の魅力を語った。
学生時代のナズナを演じた當真、初恋相手の富久信介役を務めた細田は、大河ドラマ「どうする家康」以来の共演だ。
ひそかに思いを抱く役どころだったため、當真は「距離感が気になりつつ、一歩が踏み出せない関係」だと話し、細田との共演を「あまりお話できなかったが、以前ご一緒しているので、安心感があった」と振り返った。

石井監督の「町田くんの世界」(19)で主演に大抜てきされた細田は、「もう1度、ご一緒することが目標だった」と再タッグに感激しきりだ。

ボクシングに打ち込む高校生を演じ「(石井監督に)がっかりされたくないプレッシャーが、とてつもなかったが、支えてくれたのがボクシングだった。僕にとっても、富久さんにとっても、ボクシングがなければダメだった」と4カ月に及ぶ特訓に感謝を示した。

石井監督は「なぜ、20年以上経って、(実在の)女性がラブレターを書いたのかだけが、どうしてもわからなかった。ラブレターそのものが不思議な存在で、そんな不思議な捉えどころのない魅力を持った人にお願いしたかった」と、綾瀬を起用した理由を説明。當真については「きらめき方の鋭さが違う。それに聡明です」と絶賛した。
一方、細田に対しては「僕が『町田くんの世界』で、細田君を見つけた、助けたと言っても過言ではない。今度は俺を助けてくれと。スケジュールはパンパンだったが、何とかこじ開けて、存在感を発揮してくれた」「細田君でしか成立しなかった。彼の頑張りが現場にも良い影響を与えてくれた」と賛辞を送った。

そして、妻夫木については「最も信頼できる俳優さんです。それ以外の言葉はいらない」と断言。妻夫木は「戦友だと思っている」と語り、「石井さんには、常に新しい自分を発見してもらいたいし、期待に応えたい。挑戦し続ける石井さんに呼んでもらうのは、光栄だし、一緒に全力で勝ちに行きたい」と共闘を誓った。
「人はなぜラブレターを書くのか」は、4月17日に公開される。
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