「勇者刑に処す」ライノー役に中村悠一、フレンシィ役に大西沙織　初回60分SPで26年1月3日放送開始

2025年12月30日 08:00

テレビアニメ「勇者刑に処す懲罰勇者9004隊刑務記録」に中村悠⼀と大西沙織が出演し、主題歌が4人組ロックバンド「SPYAIR」の楽曲「Kill the Noise」に決定したことが明らかになった。放送スケジュール、メインPV、ロケーションビジュアル第1弾なども発表された。

放送は、2026年1月3日から全国28局で順次開始。初回は60分拡大スペシャルで、第2話以降は1月15日から放送される。初回放送はTOKYO MXで3日午後10時、BS日テレで午後11時、関西テレビで深夜2時45分からスタート。その他放送局では8日以降に始まる。Prime Videoでは、3日午後10時から地上波同時・単独最速配信を実施する。その他のプラットフォームでは、6日午後10時から配信開始。第2話以降の放送・配信時間は初回とは異なる。

原作は、小説投稿サイト「カクヨム」で2020年から連載中のロケット商会氏によるダークファンタジー小説。元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツ（CV：阿座上洋平）ら、勇者として魔王軍と戦うという刑罰を科された、死ぬことすら許されない罪人「懲罰勇者」たちの過酷な戦いを描く。最新第8巻は1月17日に発売。

中村は、自ら懲罰勇者に志願した変わり者で、砲兵としての才覚をもつライノー役を担当。大西は「南方夜鬼」と呼ばれる一族の首領・マスティボルト家の令嬢で、ザイロの元婚約者であるフレンシィ・マスティボルトを演じる。

メインPVの前半には、ザイロが所属する「懲罰勇者9004隊」の勇者たちをはじめとするメインキャラクターたちが次々と登場。ライノーとフレンシィの声も収録されている。後半では「Kill the Noise」が流れるなか、バトルシーンなどが展開される。また、主題歌を担当する「SPYAIR」のコメント動画も公開されている。

ロケーションビジュアルは、作中に登場する場所を描いたイラストシリーズ。第1弾「クヴンジ森林編」には、魔王現象の潜む森の中で夕日に照らされたザイロ、ドッタ・ルズラス（堀江瞬）、テオリッタ（飯塚麻結）の姿が描かれている。

12月29日午後9時からYouTubeで、公式ラジオ番組「TVアニメ『勇者刑に処す』～女神のラジオ記録～」の生配信がスタートすることも決まった。パーソナリティを飯塚が務め、第1回にはゲストとしてベネティム・レオプール役の土岐隼一が出演する。

キャスト、主題歌アーティストからのコメント全文は以下の通り。

【中村悠一（ライノー役）】

ライノー役を務めます、中村です。
以前原作PVではザイロを演じさせていただいたのですが、今回はライノー役ということで2度楽しい思いをさせ
ていただいております（笑）！
阿座上君演じるザイロがバッチリハマっているので、僕自身もライノーという人物を余すところなく表現できれば……と思っています。
本キャラクターが、このドラマにどのように絡んでくるのか、楽しみにしていただければ幸いです！　お待ちください！

【大西沙織（フレンシィ・マスティボルト役）】

フレンシィ・マスティボルト役の大西沙織です。
フレンシィは夜鬼の⼀族であり、ザイロの元、婚約者です。
唐揚げしか入ってないお弁当かのような……登場キャラクターがみんな素敵で濃い味な「勇者刑」ですが！　安心してください。フレンシィも負けておりません。
ただひたすらに淡々と毒舌を繰り広げてゆきます。夜鬼の習慣（毒舌は……）です。
⼀部の方にとても響くキャラクターだと思いますが、彼女はそんなことは関係なくひたすらザイロを想って行動しているかっこいい女性です。
どう話に関わってくるのか、登場を楽しみにしていてください！

【SPYAIR（オープニング主題歌）】

バトルシーンに映える疾走感のあるビートと、罪を背負った者たちの心情に寄り添う重厚なサウンドに、“罪
と罰”をテーマにアニメの世界観に沿った言葉をのせ制作した楽曲です。
ヘヴィかつシリアスな楽曲でありながらも、聴く人の背中を押せるような、僕ららしい1曲になりました。
タイトルには、まわりの「雑音」や自分のなかに生まれる「迷い」を断ち切る、という意味を込めています。
クオリティの高い映像と相まることで、カッコ良さが一層高まる「Kill the Noise」にご期待ください！