共依存ボディホラー「トゥギャザー」 怖すぎて劇場掲示NGとなったビジュアル&別バーション公開
2025年11月11日 11:00

恐怖映画のサブジャンルであるボディ・ホラーの〈身体の突然変異〉と恋愛の〈共依存〉を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を映し出すホラー映画「トゥギャザー」。このほど、あまりの気味悪さに劇場掲示NGとなった目玉のビジュアルと、刷新された新ビジュアルが公開された。
超自然的な身体の変異現象に見舞われた男女がシュールで皮肉な極限状況に陥ってしまう姿を描く映像世界は、予想のはるか斜め上を行くスリルとサプライズ、ブラックユーモアが満載。恋愛の深層心理をリアルに追求し、あらゆる観客を「キモイけど笑える」「イタイのに目が離せない」と唯一無二の映画体験に引きずり込む本作を手がけたのは、NEONが本作で異例の大型契約を結び、すでにA24製作の次回作が決定している若き才能、オーストラリア出身の新人監督マイケル・シャンクス。破格の衝撃性と共感度の高さを絶妙のバランスで両立させ、比類なきオリジナリティーを獲得した。
© 2025 Project Foxtrot, LLC異様なほど強く惹かれ合うカップルの姿を超至近距離の目玉で表現したデザインのティザービジュアルがSNSを中心に話題を集め、劇場掲示用をこの目玉デザインで制作しようとしていたが、あまりのインパクトに各劇場側から「怖すぎる」「勘弁してください、子どもが泣きます」「幅広い年代のお客さんの目につく場所では飾れない」という声が届き、結果、劇場掲示は見送りとなった。
しかしこの結果を受け、直ちに“劇場バナー用”は別バージョンのビジュアルで制作。主人公のティムとミリーが強く惹かれ合い離れられない関係性であることを示唆したもの。今度は目玉ではなく、ふたりの唇がくっついており、ロマンチックとも恐怖ともとれるデザインとなっている。
© 2025 Project Foxtrot, LLC「トゥギャザー」は、2026年2月6日から、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。