柴咲コウ×オダギリジョー×満島ひかり 家族の再生描く「兄を持ち運べるサイズに」新場面写真
2025年11月6日 12:00
柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかりが共演し、中野量太監督（「湯を沸かすほどの熱い愛」「浅田家！」）が5年ぶりにメガホンをとる「兄を持ち運べるサイズに」の新場面写真が公開された。
本作は、作家・村井理子氏が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」を映画化するもの。絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる、家族のてんてこまいな4日間の物語を紡ぐ。
理子（柴咲）の元に、警察から何年も会っていない兄（オダギリ）が死んだという電話がかかってくる。発見したのは、兄と住んでいた息子の良一（味元耀大）だという。「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」と東北へと向かった理子は、警察署で7年ぶりに兄の元妻・加奈子（満島）とその娘の満里奈（青山姫乃）と再会。同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」と語りかける。
(C)2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
(C)2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会このほど公開された新場面写真は、加奈子、満里奈、良一の姿を収めたもの。サバサバとした性格で義妹・理子と子どもたちを支える加奈子が、娘とともに元夫の遺体を眺める姿や、加奈子が別々に暮らしていた息子・良一と少しずつ距離を縮めていく様子など、家族の再生を思わせるシーンが切り取られている。
「兄を持ち運べるサイズに」は、11月28日に東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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