インド映画界絶賛「ツーリストファミリー」邦題&公開決定! ポスタービジュアルも完成
2025年10月31日 13:00
Ⓒ Million Dollar Studios Ⓒ MRP Entertainment.低予算ながらインド映画界の絶賛を集めてサプライズヒットとなった映画「Tourist Family」が、「ツーリストファミリー」の邦題で2026年2月6日から新宿ピカデリーほか全国で順次公開されることが決定し、ポスタービジュアルも初披露された。
本作は、スリランカでの困窮生活に見切りをつけて、命がけでインドに密入国した一家が巻き起こす善意の連鎖を笑いと涙で描くもの。新人監督アビシャン・ジービントによる低予算作ながら、「RRR」のS・S・ラージャマウリ監督が「この作品を見逃すな。心温まり、そして抱腹絶倒のユーモアに最後まで引き込まれっぱなしだった。素晴らしい脚本と監督、近年まれな映画経験に感謝したい」と称賛。インドのスーパースター、ラジニカーントが「スーパー、スーパー、スーパーだ! 並外れている!」などインド映画界からの絶賛の声を受け、口コミが広がり大ヒットを記録した。
26年におよぶ内戦と経済破綻により生活に大打撃を受けたスリランカの人々。隣国のインドへの経済難民が増加するリアルな情勢を背景にした本作だが、話はスリランカとインドの二国間に留まらず、外国人排斥問題に揺れる日本、そして世界が抱える“異文化や異なる価値観を持った隣人との関係”という万国共通のテーマを描きながら、ストレートな家族愛、周囲との交流といった普遍的な価値観を一つの解決策として、押し付けることなく差し出している。難民でありながら、どこにでもいそうな平凡で素朴な一家と、その周囲の人々が築いた豊かな関係が最後にささやかな奇跡を起こす。
ポスターでは、着の身着のままシリアスな表情で、インドへの密入国に向かう一家の姿が写し出されている。一見深刻な状況なのだが、息子の腕には、可愛い犬が抱かれ、妻は民族衣装と、どこかチグハグで、そこはかとなくユーモラスなビジュアルとなっている。「国と国より、人と人。」というコピーに、万国共通の現代的な問題となっている“異文化コミュニケーション“への回答という本作のもつ本質的なテーマが込められている。
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