【衝撃】誰もが知る名曲を“棚上げ”に!?「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」見どころ満載の特別予告
2025年10月29日 12:00

20世紀を代表するロック・アイコンで、“The Boss”と称されるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」のオンライン特別予告が、このほど公開された。
1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていた。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような“どこでもない場所”。4トラックのレコーダー1台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始める。その時、彼に何が起こっていたのか――。伝説の名盤「ネブラスカ」創作の舞台裏と心の旅を描き出す。
特別予告は、ブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)を世界のトップへと押し上げた名曲「Born in the U.S.A.」レコーディングシーンで幕をあける。1982年、ニュージャージーで孤独な創作活動を続けていたスプリングスティーンは、ある日マネージャーのジョン・ランダウ(ジェレミー・ストロング)からポール・シュレイダーが書いた脚本を渡される。
そのタイトルは「Born in the U.S.A.」。映画出演を断ったスプリングスティーンは、この脚本にインスパイアされて新たな曲を紡いでいった。名曲中の名曲「Born in the U.S.A.」は、「ネブラスカ」の創作時期にレコーディングされていたのだ。
「Born in the U.S.A.」は、ベトナム戦争から帰還した後、生きづらさを抱えた元兵士の心の叫びを歌った名曲だ。だがアルバム・アーティストであるスプリングスティーンは、「ネブラスカ」の世界観とは異なる「『Born in the U.S.A. 』は棚上げだ。このレコードは違う感じにしたいんだ」と同曲の棚上げを決める。
ダイナーで落ち合ったジョン・ランダウは、レコード会社は「1曲トップ10を出せば次は3曲求める」と「明日なき暴走」「ハングリー・ハート」に続くヒットシングルを要求されていると伝える。だが、スプリングスティーンは「俺たちはシングルじゃなく、アルバムで勝負してきただろ」と頑なに拒む。その後も「あれこれ言うエンジニアやプロデューサーでなく部屋で1人の感じに」と、自宅の寝室に4トラックのレコーダーを用意したスプリングスティーンは、ギターテクニシャンで古くからの友人であるマイク・バトラン(ポール・ウォルター・ハウザー)にミキシングを任せて、たった一人でレコーディングを続けたのだ。
(C)2025 20th Century Studiosそんなある日、スプリングスティーンが常連として出演していたクラブ、ストーン・ポニーに通っていたフェイ(オデッサ・ヤング)と出会い、真夜中にメリーゴーランドに誘う。「正直 あなた目当てで通った」と告白した彼女は瞳を輝せる。ロマンティックな場面が紹介された後、画面はモノクロに変わり、幼少期のスプリングスティーンが厳格な父ダグ(スティーブン・グレアム)と向き合う場面が短くインサートされている。
映像のクライマックスでは、「ネブラスカ」に収められた「あの曲たちだけは納得できるんだ。いいか? 何も変えない このままだ」とカセットテープに録音された原音のままでリリースするというスプリングスティーンの固い決意を汲んだランダウが、「本気か?」と問うレコーディングスタッフに「全員、次の仕事を探したくないのならやるんだ」と厳命するシーンへと続いていく。
さらに「バカげてる 分かるだろ 心の奥ではブルース本人も」と、それでもヒットにこだわるレコード会社の重役に向き合ったジョン・ランダウが、「こんな物語は彼しか紡げない。だがラジオでもかけんぞ」という重役に、「この場で君が信じなくても構わない。我々はブルースを信じる」と、「ネブラスカ」をオリジナルの音でリリースすると宣言する場面へ。「ホットに決めるぞ」と微笑んだスプリングスティーンが「明日なき暴走」を熱唱するシーンに、母とダンスした幼き日、微笑むランダウ、恋人のフェイとのドライブシーンが重ねられていく。
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」は、11月14日から全国公開。
(C)2025 20th Century Studios
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