アヌシー観客賞「アメリと雨の物語」2026年春公開 日本生まれの作家の自伝的小説が原作
2025年10月28日 11:00

2025年アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞した「アメリと雨の物語」が2026年春公開される。日本版ポスタービジュアルが披露された。
日本で生まれたベルギー人の女の子、アメリ。1960年代の神戸、外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だった彼女は、とあるきっかけから無敵の子ども時代に突入。自らを「神」と信じ、魔法のような世界を生きている。大好きな家政婦のニシオさん、家族との新たな発見に溢れた生活に心を寄せ始め、自分にぴったりな「雨(あめ)」という漢字を知ったアメリ。しかし3歳の誕生日に、彼女のすべてを変えてしまう出来事が訪れる…。
アメリー・ノートンによるベストセラー自伝的小説「チューブな形而上学」を原作とし、「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」などでレミ・シャイエ監督と協働してきたメイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハンが監督を務めた。2歳の主人公アメリが眼差す生命と色彩、そしてウィットに富んだ彼女の言葉が織りなす情感あふれる世界観で、映画祭を席巻中で、「間違いなく今年最も美しいアニメーション映画の一つ」(Cinema Escapist)「世界初と言える、正真正銘の成長物語」(IndieWire)と、高く評価されている。
なお、本作は劇場公開に先立ち2025年東京国際映画祭アニメーション部門での上映が決定。メイリス・ヴァラード監督、リアン=チョー・ハン監督登壇によるジャパンプレミア上映は11月4日14時から角川シネマ有楽町にて行われる。チケットは映画祭公式サイト(https://2025.tiff-jp.net/ja/)で発売中。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート