ジョージ・クルーニー&アネット・ベニング、エイミー・ブルームの回顧録の映画化に主演
2025年10月19日 20:00

作家・心理療法士のエイミー・ブルームのベストセラー回顧録「In Love 認知症で安楽死を望む夫とスイスで最後の五日間」を映画化する新作に、ジョージ・クルーニーとアネット・ベニングが主演することがわかった。米Deadlineによれば、「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツが監督を務める。
2022年刊行の「In Love 認知症で安楽死を望む夫とスイスで最後の五日間」は、50代で建築家のブライアン・アメチーと結婚したブルームが12年後、夫がアルツハイマー型認知症を発症したことに気づく。自分の死に方は自分で決めたいと言う夫の望みを叶えるため、苦悩しながら寄り添ったブルームが2人の出会いや幸せな日々を振り返る、という内容だ。
映画化する新作「In Love(原題)」は、監督のワイツと著者のブルームが共同で脚本を執筆。クルーニーの製作会社スモークハウスと、ワイツの製作会社デプス・オブ・フィールドが共同プロデュースする。
クルーニーは、ノア・バームバック監督の新作「ジェイ・ケリー」に主演。世界的映画スターのジェイ・ケリー(クルーニー)がイタリアの映画祭で功労賞を受賞し、自身のキャリアや人生と向き合うさまを描くもので、クルーニーはアカデミー賞ノミネートが有力視されている。同作は11月21日から一部劇場で公開、12月5日からNetflixで配信スタートする。
ベニングは、マギー・ギレンホール監督の新作「The Bride(原題)」でジェシー・バックリー、ジェイク・ギレンホール、クリスチャン・ベール、ペネロペ・クルス、ピーター・サースガードと共演している。同作は、1930年代のシカゴを舞台にフランケンシュタインの怪物と花嫁を描いたスチームパンク風ミュージカルホラーとのことで、26年3月6日から全米公開の予定。