「ゆりかごを揺らす手」が現代によみがえる! ベビーシッターが家庭を壊していく予告完成
2025年9月26日 17:00

1992年の大ヒット作を、20世紀スタジオが再解釈し、現代的なひねりを加えた「ゆりかごを揺らす手」が、11月19日からディズニープラスの「スター」で独占配信されることが決定。執拗な復讐心を燃やすベビーシッターが家庭をゆっくりと壊していく予告編と、キービジュアルが披露された。
カーティス・ハンソン監督による心理スリラー映画「ゆりかごを揺らす手(1992)」は、母親になる機会を奪われた女性がベビーシッターとして家族に入り込み、復讐劇を繰り広げる衝撃的な展開が話題を呼び、家庭という身近なテーマだけに、観客に強い現実味のある恐怖を与えた。
新たによみがえる2025年版では、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」)が主人公のケイトリン・モラレス、“ホラー界のミューズ”との呼び声も高いマイカ・モンロー(「イット・フォローズ」)が復讐心を燃やすベビーシッターのポリーを演じる。ほかラウル・カスティロ(「スマイル2」)、マーティン・スター(「スパイダーマン ホームカミング」)、ミレイア・ベガ(「アメリカン・ホラー・ストーリー」)、リキ・リンドホーム(「ウェンズデー」)、シャノン・コクラン(「ザ・リング」)が顔をそろえた。
監督を務めるのは、これまで多くのホラーやスリラーを手がけ、トライベッカ映画祭やトリノ映画祭で受賞経験を持つミシェル・ガルサ・セルベラ。1992年版のアマンダ・シルバーによる脚本をもとに、マイカ・ブルームバーグが脚本を担当する。
予告編では、郊外の高級住宅街に暮らすケイトリンが、娘のベビーシッターとしてポリーを雇うシーンから始まる。最初は愛情深く、子どもに接していたポリーだったが、ある時からその笑顔が消え、泣いている子どもを無視したまま、虚ろな表情で遠くを見つめるように。やがて、ケイトリンのドレスを勝手に着たり、就寝中の夫婦をドアの隙間から覗き見たりと、彼女の奇行は次第にエスカレート。不信感を募らせるケイトリンをよそに、ポリーは静かに「ここはもう私の家」と呟き、じわじわと家庭を乗っ取っていく。狂気が恐怖へと静かに変わっていく、緊迫感溢れる映像となっている。
キービジュアルは、ポリーの不穏な表情を大きくとらえ、手元の炎には家族のシルエットが浮かび上がっている。「本当の助けは見つけづらい――」というコピーも添えられている。
「ゆりかごを揺らす手」は、11月19日からディズニープラスの「スター」で独占配信。
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