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「アバター」インストラクターと徹底的に潜水訓練! 「ラスト・ブレス」キャスト3人のインタビュー映像

2025年9月25日 14:00

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ウッディ・ハレルソン、フィン・コール、シム・リウ 和気あいあい3ショット
ウッディ・ハレルソン、フィン・コール、シム・リウ 和気あいあい3ショット
(C)LB 2023 Limited

実際に起こった潜水事故を題材にしたサバイバルスリラー「ラスト・ブレス」で、ウッディ・ハレルソンフィン・コールシム・リウのインタビュー映像がお披露目。「アバター」シリーズのインストラクターと徹底的に取り組んだ潜水訓練を振り返った。

本作は、“地球上で最も危険を伴う職業”のひとつ、飽和潜水士の衝撃の実話を映画化したもの。潜水支援船のタロス号が北海でガス・パイプラインの補修を行うため、スコットランドのアバディーン港から出航した。ところがベテランのダンカン(ハレルソン)、プロ意識の強いデイヴ(シム・リウ)、若手のクリス(コール)という3人の飽和潜水士が、水深91メートルの海底で作業を行っている最中、タロス号のコンピュータシステムが異常をきたす非常事態が発生する。

制御不能となったタロス号が荒波に流されたことで、命綱が切れたクリスは深海に投げ出される。クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は、わずか10分しかもたない。海底の潜水ベルにとどまったダンカンとデイヴ、タロス号の乗組員はあらゆる手を尽くして、クリスの救助を試みるが、それはあまりにも絶望的な時間との闘いだった。

画像2(C)LB 2023 Limited

インタビュー映像では、役と同じく若手、中堅、ベテランの俳優3人が、和気あいあいと本作の舞台裏を語っている。最初に、出演の経緯を問われたハレルソンは、2023年の主演作「チャンピオンズ」のプロデューサー、ポール・ブルックスから、原作となった映画を勧められたことがきっかけだと語る。それは、世界的に高い評価を受け、本作でもメガホンをとったアレックス・パーキンソン監督による同名ドキュメンタリーだ。

ドキュメンタリーを見て、そのあまりの衝撃に「脚本も読まず、出演を決めた」ことを明かしたハレルソンだが、隣に座るシム・リウとコールからは「彼はまだ脚本を読んでないよ」といじられる始末。ハレルソンはふたりとはかなり年齢差があるが、現場ではハレルソンが積極的にユーモアを交えて話しかけていたようで、ふたりの父親のような存在となっていたそう。映像からも、3人の関係性の良さが伺える。

画像3(C)LB 2023 Limited

次の質問は、撮影前のトレーニングについて。シム・リウとコールは、スタントなしで実際に水中に潜りながら撮影する必要があったため、撮影前に3~4週間かけて、毎日潜水のトレーニングを受けたという。シム・リウは「これまでのキャリアのなかで最も印象的な経験だった」と振り返る。

さらにシム・リウは、ジェームズ・キャメロン監督作「アビス」や「アバター」シリーズへの参加で知られるジョン・ガーランドがダイビングインストラクターを務めていることも明かした。大作映画を支えてきたプロフェッショナルによって本物のダイバーと同じように訓練され、本作の深海描写は「現実に限りなく近い映像になっている」といい、それは「俳優として、とてもやりがいがあることだった」と、充実感をにじませる。

最後の質問は、それぞれが演じた役の“本人”と会ったときのことについて。撮影現場には、ダンカン・オールコック、デイヴ・ユアサ、クリス・レモンズという、主人公3人のモデルとなった飽和潜水士たちが訪れ、役者たちと意見を交わしたそう。

特にクリスは、深海にひとり取り残されるという、誰もが経験したことのない極限状況を体験している人物だ。そのため、クリス役のコールにとって、脚本に書かれていないクリス自身の人生経験を聞くことは、何よりも重要なアプローチだったようで、その会話が「間違いなく演技の糧になった」「映画の完成度にも影響している」と語っている。迫力満点の深海描写だけでなく、登場人物たちのリアリティにも注目だ。

ラスト・ブレス」は9月26日から、東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

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