映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

【第38回東京国際映画祭】エシカル・フィルム賞審査委員長に池田エライザ、「ティーンズ・シネクラブ」に池松壮亮が参加

2025年9月24日 04:00

リンクをコピーしました。
エシカル・フィルム賞の審査委員長を務める池田エライザ
エシカル・フィルム賞の審査委員長を務める池田エライザ

第38回東京国際映画祭のエシカル・フィルム賞の審査委員長が池田エライザに決定、そのほか、アジア学生映画コンファレンス部門を新設、ユース部門における「TIFF ティーンズ・シネクラブ 2025」を初開催し、池松壮亮が参加する。

エシカル・フィルム賞は、映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として、2023年、住友商事の協力によって新設された。東京国際映画祭にエントリーされたすべての新作の中から「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」という「エシカル」の理念に合致する優れた3作品をノミネートした後、審査委員会で1作品を選出する。昨年のエシカル・フィルム賞は、第 74 回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したドキュメンタリー作品「ダホメ」が受賞した。

本年度は俳優・歌手・映画監督などクリエイティブな領域で幅広く活躍中の池田エライザが審査委員長を務め、東京国際映画祭の学生応援団から選抜された3名が審査委員を務める。受賞作品の授賞式および池田が登壇するトークセッションが11月4日に開催される。

また、東京都の支援を受け、アジア各国の映画学校が推薦する60分未満の作品から選出された学生映画のコンペティション部門「アジア学生映画コンファレンス」部門が新設される。全15作品を映画祭期間中に上映する。すでにカンヌをはじめ世界の映画祭で受賞歴のある秀作も含まれ、厳選された実写・アニメーション作品は従来の“学生映画”のイメージを刷新。各国の若手映画人が紡ぐストーリーは、それぞれの社会や文化を映し出す「今」を鮮やかにとらえており、観客に新鮮な驚きと発見をもたらすことだろう。

画像2

ユース部門では、映画を「作る」と「観る」の両面から深く体験できる新企画「TIFF ティーンズ・シネクラブ」を初めて開催する。本企画では、俳優の池松壮亮をクラブ部員に迎え、TIFFティーンズ映画教室に参加した中学生5人とともに、ユース部門の作品を鑑賞し、自由に意見を交わす“シネクラブ活動”を行う。「作る」ことと「観る」ことの両側面から映画に触れることで、子どもたちがより深く映画を体験できる場を提供することを目的とするもの。なお、TIFFティーンズ映画教室2025の上映後には、池松によるトークイベントも実施される。

そのほか、ユース部門では、今年で3年目を迎える「TIFF 映画教育国際シンポジウム」も開催。日本各地で映画教育を実践している方々とともに、「ネットワークづくり」 と 「担い手の育成」 という2つの視点から現状の課題について考える。さらに海外からゲストを招き、全国的に映画教育のネットワークを展開しているオランダの事例、そして担い手を育成するカリキュラムを実施するスペインの事例を学ぶ。国立映画アーカイブにて、11月1日午後1時~7時10分。参加費:無料、国立映画アーカイブHPにて事前申込制(https://www.nfaj.go.jp/)。

さらに、ユース部門では、今年で8年目を迎えるチルドレン部門の人気企画 「山崎バニラの活弁小絵巻 2025」を11月2日に開催。唯一の弾き語り弁士として活躍する山崎バニラが、サイレント映画に大正琴やピアノの生演奏を添えながら、ユーモアあふれる活弁を披露する。(詳細は後日映画祭のホームページにて発表予定)

第38回東京国際映画祭は、10月27日~11月5日に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。

池田エライザ コメント
私は信じています。映画は世界を変えることができると。一本の映画が生まれるまでには、幾千もの判断が積み重ねられています。その一つ一つに作り手の魂や祈りが込められているからこそ、液晶を超えて人々の心に訴えかける作品となるのだと思います。そして“エシカル”という視点は、その力をより確かなものにする。この賞はただの評価ではなく、未来への祈りであり、宣言です。審査委員長として、その祈りを受けとめ、全身で作品と向き合いたいと思います。
池松壮亮 コメント
この度、TIFF ティーンズ映画教室 2025にて、光栄かつ、とても素敵な機会をいただきました。子供たちと出会い、映画と出会い、映画の内なる声に耳を傾け、互いを尊重し、頭をかかえ、互いの意見を聞き、そこから生まれる感情に耳を澄ませてみる。
子供たちに混ざり、シネクラブの一員として忘れられない映画体験となるような、そんな時間を過ごしてみたいと思っています。
ここで出会った仲間と一緒に真剣に映画を見つめることが、子供たちの未来に幸せな体験として残ることを願って、東京国際映画祭と共に映画の未来を覗いてみたいと思っています。

池田エライザ の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング