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長澤まさみ「私の人生に焼き付いている」 北斎の娘を演じた初の時代劇主演作「おーい、応為」完成披露

2025年9月21日 18:30

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舞台挨拶に立った長澤まさみ
舞台挨拶に立った長澤まさみ

女優の長澤まさみが9月21日、都内で行われた主演作「おーい、応為」の完成披露上映会に出席した。

初の時代劇主演作である本作で、長澤は天才画家・葛飾北斎の弟子で娘でもある葛飾応為を演じ、「すごく良い思い出として、私の人生に焼き付いている」と役柄に深い思い入れ。「今日は、応為っぽく着物を着てきました」と映画のお披露目に、凛とした花を咲かせた。

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撮影は一昨年に行われており、「あっという間に時が流れてしまい、こうして皆さんに届いてしまうんだと思うと、愛着がある分、さみしい思いも。そういう気持ちにさせてくれる作品になったことが嬉しい」と思いを語った。

応為は「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち、数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた人物。男社会を颯爽と生きたキャラクター像については「江戸という時代を、自由に生きていたという姿は、いまの女性像にも通じるものがある」と語り、「演じることで、私自身もやりたいことや、目標に向かっていく心意気を学んだ。得られるものが多い役柄でした」と強い共感も示していた。

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完成披露上映会には、長澤をはじめ、共演する永瀬正敏髙橋海人大谷亮平大森立嗣監督(「MOTHER マザー」)が登壇した。

北斎役の永瀬は、「最低限、絵師としての説得力は必要ですが、誰も知る北斎というよりは、人として親として、応為との関係性をどう築いていったかを意識した」と振り返り、「今回はリアル過ぎるくらいリアルかもしれない」と“人間”北斎の演技を語った。

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長澤も「親子の日常を、覗き見しているような、そんな映画になっているので、この世界観に皆さんが没入してもらえたら」と、永瀬との親子関係をアピールした。

北斎の門下生で、美人画を描く渓斎英泉(善次郎)を演じた髙橋は「自分も絵を描くのが好きなので、絵や北斎に縁がある作品に出演できるのが、本当に嬉しかった」とオファーに歓喜。豪華キャスト陣との共演は「怖さもあった」といい、「戦(いくさ)に出る気持ちで、いままでの経験をもって現場の京都に向かった」と当時の覚悟を語った。

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また、絵画を極めた北斎にちなみ「いま、極めたいことは?」と問われると、高橋は「長生き」だと即答し、入浴時に潜水していることも告白。「江戸時代に、北斎は90歳まで長生きしましたよね。だから、肺活量や体の内側を鍛えて、長生きをして、自分がやりたいことをたくさんしたいです」と話していた。

大谷は、北斎の門弟で売れっ子の絵師・初五郎(魚屋北渓:ととや・ほっけい)を演じた。応為が自然と心を惹かれる存在で、ロマンスを予感させる共演シーンもあるが、その舞台裏で、「現場が真っ暗だったんですが、ちょうちんの明かり1つで誘導されるがまま歩いていると、沼に落ちてしまって(笑)」と衝撃ハプニング。

現場の集中を途切れさせたくないという理由で、長澤や大森監督には黙っていたそうで、長澤は「それ、誰も知らなかった!」と2年越しの告白に驚きの表情だった。

おーい、応為」は、10月17日からTOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショー。

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