荒川弘×ボンズ「黄泉のツガイ」26年放送決定 主人公ユル役に小野賢章 宮本侑芽、中村悠一、久野美咲が出演
2025年9月17日 21:00

「鋼の錬金術師」で知られる荒川弘氏の漫画をテレビアニメ化する「黄泉のツガイ」の放送が、2026年にスタートすることが決定し、小野賢章がユル役で主演を務め、宮本侑芽、中村悠一、久野美咲が出演することが明らかになった。キャスト解禁PVも公開されている。

原作は荒川氏が「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)で連載中のシリーズ累計400万部を突破した人気ファンタジー漫画。山奥の村落・東村に「夜を昼を別つ双子」として生まれたユルとアサの兄妹は、大自然のなかで平和な暮らしを営んでいた。そんなある日、「本当のアサ」を名乗る武装集団が村に張られた結界を破って襲い来る。村の守り神である異形の存在「ツガイ」の左右様と契約し、武装集団を撃退したユルは下界へと逃げ延び、やがて世界の真実を知る。単行本は既刊10巻。アニメ版は03~11年に放送・公開された「鋼の錬金術師」シリーズを手がけたボンズ(ボンズフィルム)とスクウェア・エニックス、アニプレックスのタッグで制作される。


小野が演じる主人公のユルは、山を熟知し弓の腕に秀でた狩人の少年。宮本は、ユルの双子の妹である眼帯の少女・アサ役、中村はひょうひょうとした行商人のデラ役、久野は三つ編みとフードが印象的な小柄な少女・ガブちゃん役を務める。キャスト解禁PVでは、各キャラクターが登場する映像とともに、その声を聞くことができる。

2026年1月28日に、05年公開の「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」と、11年に公開された「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の4K Ultra HDブルーレイが発売されることも決まった。価格は各7700円。
「黄泉のツガイ」のアニメ化と「鋼の錬金術師」劇場アニメ2作品の4K Ultra HDブルーレイ発売を記念し、「鋼の錬金術師」の特別上映と「黄泉のツガイ」の先行上映が行われることも決定した。詳細は後日発表される。
キャスト陣からのコメント全文は以下の通り。

まさか自分が荒川先生作品に参加できる日が来るとは夢にも思いませんでした!
アフレコはすでに始まっていますが、キャスト、スタッフさんの気合いの入り方をヒシヒシと感じる、緊張感があってとても楽しい収録です。
原作の良さをそのままに、さらにパワーアップした物を届けられるよう全力で頑張ります。
応援よろしくお願いします!

この挨拶をできていることがとってもうれしいです。オーディションの要項をいただいてから作品に触れて、ストーリーの厚さ、設定の面白さ、各キャラクターの魅力に魅了されていきました。同時に私自身も、今作のアニメ化が決まっていることにワクワクしていました。
たくさんのキャラクターが出てくるので、どんな役であっても携われたら……という気持ちと、どうしてもアサを演りたいという気持ちが交錯するなか、合格の結果をいただいた時はあまりにもうれしくて、ひとりで焼肉に行きました!!!
幼い頃から大きな存在で、憧れている小野賢章さんと作品作りをできることもとっっっってもうれしいです!
任せていただいたからには、ていねいに、無我夢中に、頑張ります。よろしくお願いいたします!

荒川先生の作品では「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のグリード役以来の参加となりますが、今回のデラも、グリード同様どこか兄貴分的な要素を感じさせるキャラクターで……あったりなかったりするかもしれません(笑)。
本作「黄泉のツガイ」は、そのタイトルにもある通り「ツガイ=番(つがい)」が物語の重要な鍵となっています。2つの存在が組となることを指していますが、思えば「ハガレン」でも“等価交換”のように、対になる概念が大きなテーマでした(厳密には意味合いは少し異なりますが……)。もしかすると、荒川先生のなかには「対を成すもの」への特別な思いがあるのかもしれません。
原作をご存じの方には、アニメならではの“動き・声・音楽”が加わった新しい魅力を楽しんでいただけると思います。また、アニメから本作に触れる方は、もし惹かれたらぜひ原作にも触れてみてください。アニメと原作、それぞれのツガイとして互いに補い合う関係で楽しんでいただければ幸いです。

独特な異彩を放っているガブちゃんを表現できるよう、全力で演じたいと思っています。
アフレコ中も、この作品の世界観に魅了され続けています。
みなさまに楽しんでいただけるよう、キャストの一員として頑張りますので、よろしくお願いいたします!
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画