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「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」スコット・クーパー監督が選んだのは“特別な時代” 思いを綴ったステートメント公開

2025年9月17日 17:00

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新場面写真
新場面写真
(C)2025 20th Century Studios

20世紀を代表する“ロック・アイコン”ブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」(11月14日公開)の新場面写真2点とともに、自ら脚本を執筆したスコット・クーパー監督が同作に込めた思いを綴った“ステートメント”が披露された。

本作の舞台となるのは、1982年のニュージャージー。若き日のブルース・スプリングステイーン(演:ジェレミー・アレン・ホワイト)は人生の大きなターニングポイントを迎えていた。世界の頂点に立つ直前、孤独のハイウェイをひた走る若き日のスプリングスティーンは、成功の重圧と自らの過去に押し潰れそうになっていた。その時、彼に何が起こっていたのか――。

新場面写真
新場面写真
(C)2025 20th Century Studios

映画の原作となるウォーレン・ゼインズの「Deliver Me from Nowhere」を熟読したクーパー監督が脚本を執筆し、スプリングスティーン本人に映画化への熱い思いを伝えた。クーパー監督の誠実な言葉に耳を傾けていたスプリングスティーンは映画化を快諾、本作のプロジェクトが動き始めた。

クーパー監督の“ステートメント”は、以下の通り。


この作品はいわゆる典型的な音楽伝記映画ではありません。
最初から私はこの映画を、より静かで、心の内面に迫る物語として捉えていました。ブルース・スプリングスティーンの人生における、きわめて特別で、深くて個人的な時間を描く作品なのです。
1981年末から1982年初頭にかけて、ブルースは「ネブラスカ」を録音しながら、同時に「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」の構想を練り始めていました。しかしその時期、彼は幼少期から抱えてきたトラウマとも向き合わなければなりませんでした。
私にとってこの映画は、ブルース・スプリングスティーンの人生全体を語るものではありません。あくまで、あの一瞬を称えること――静けさ、模索、そして感情の誠実さを映し出すことに意味があると考えました。正直に言って、私にとって「ネブラスカ」というアルバムとあの時代は、このプロジェクトが始まるずっと前から特別な意味を持っていたのです。だからこそ、あの時期のブルースの心の内側に入り込み、彼の長年のコラボレーターであるジョン・ランダウとともに歩みながら、その物語の一部をスクリーンに映し出すという機会を得たことは――言葉では言い表せないほどの意味があることでした。私はただ、耳を澄ませ、余計なことはせず、物語そのものに寄り添おうと努めました。
映画「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」をご覧いただけることを心より楽しみにしています。
スコット・クーパー(監督・脚本・製作)

「ネブラスカ」ジャケット写真
「ネブラスカ」ジャケット写真
ブルース・スプリングスティーンのアルバム「ネブラスカ」とは?】
1982年9月20日にアメリカでリリースされたスプリングスティーン6枚目のアルバム。
成功の重圧と自らの過去に向き合うために、ニュージャージーの自宅の寝室で、わずか4トラックでレコーディングされたソロアルバム。全篇アコースティック・ギターとハーモニカ、自分の歌だけで綴られた極めてパーソナルな内容となっている。(※一部オーバーダビングあり)。発表当時、ファンの間では賛否両論があったこのアルバムは、初登場29位、同年10月30日から4週連続3位を記録。シングルカットはなかったが、ラジオ局でのオンエアによって100万枚を超えてプラチナアルバムとなっている。ジョニー・キャッシュが2曲をカバー、クリッシー・ハインド(プリテンダーズ)らが全曲をカバーしたトリビュート・アルバムをリリースするなど、後に大きな影響を与えた名盤である。10月17日には、「ネブラスカ’82:エクスパンデッド・エディション」がリリースされることも決定している。

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