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堺雅人×井川遥「平場の月」予告編 主題歌は星野源書き下ろし「いきどまり」

2025年9月8日 05:00

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予告編公開
予告編公開
©2025映画「平場の月」製作委員会

堺雅人の8年ぶりとなる映画主演作で、井川遥と共演を果たす「平場の月」の予告編(https://youtu.be/4-9AS_-4O-s)が公開された。主題歌は星野源が新たに書き下ろした「いきどまり」。

原作は、朝倉かすみ氏の同名小説(光文社刊)。「花束みたいな恋をした」の土井裕泰が監督を務め、互いに独り身となった中学時代の同級生同士が35年の時を埋め、心を通わせていくさまを描く。

妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく、平穏に日々を生活する、主人公・青砥健将(堺)。青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子(井川)は、夫と死別し今はパートで生計を立てていた。お互いに独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人は意気投合し、中学生以来、離れていた時を埋めていく――。

主題歌「いきどまり」は、降りそそぐ月明かりのように紡がれるピアノの旋律と儚げな歌声が聴く人の心にやさしく響き、ささやかな希望の余韻を残す、星野源の新境地ともいえる楽曲だ。

星野は「いただいた脚本を読み、ピアノをぽろぽろと鳴らしながら作曲していきました。最近私は自身を焼き付けるような楽曲を書いてきましたが、この新曲『いきどまり』は自身を歌ったものではなく、歌の中に物語があり、それが一人称で語られる楽曲です」とコメントしている。

「いきどまり」が流れる最新予告では、地元に戻って平穏に生活する青砥と須藤が再会し、共に過ごす何気ない穏やかな時間の中で、“なんかちょうどいい”距離へと徐々に関係を深めていく様子が映し出される。視線や仕草のひとつひとつにお互いへの特別な感情をにじませる二人。中学時代と現在の姿が折り重なるように描かれ、あの頃と今が静かに呼応する。

「私は青砥が一緒にいたいと思うようなやつじゃない」と気持ちを吐露する須藤。「俺はお前と一緒に生きていきたい」とまっすぐに訴える青砥。そして、ナレーションは中学時代の須藤を演じた一色香澄が担当し、本作の温もりを伝えている。「平場の月」は11月14日公開。

▼コメント全文
星野源
ある日、土井監督と那須田プロデューサーが「直に話したい」と僕の作業場まで来てくれました。映画『平場の月』の主題歌を制作して欲しいというオファーでした。今まで何度もお仕事ご一緒しているけど、こんな風に自分の居場所まで来てくれて3人だけで話すなんて滅多にないなあ、と嬉しかったのを覚えています。いただいた脚本を読み、ピアノをぽろぽろと鳴らしながら作曲していきました。最近私は自身を焼き付けるような楽曲を書いてきましたが、この新曲「いきどまり」は自身を歌ったものではなく、歌の中に物語があり、それが一人称で語られる楽曲です。劇場の中で、そして貴方の中で、ぜひこの楽曲を聴いてください。
堺雅人
曲を聴きながら、井川遥さん演じる須藤と過ごしたいろいろなシーンを思い出しました。映画の世界を、月光にも似た淡く優しい光で照らしてくれるような曲ですね。また、「間違いだらけの優しさ」「忘れられぬ呪い」「行き止まりの二人」といった、星野さんが言葉にしてくださったフレーズのおかげで、物語をより理解できた気がします。出演者として本当に嬉しく思います。星野さん、ありがとうございました。
土井裕泰監督
俳優・星野源とはこれまで何度か仕事をしてきたけれど、勿論そのずっと前から、彼の音楽や文章のファンだった。紛れもない現代のPOPSTARでありながら、その表現のベースには常に市井の人の視線や実感があって、だからこそ彼の眼を通して見た世界はとても信用できる。
この平場の男女の物語は彼の眼にはどんな風に映るのだろうか?ある時、そんな興味に急にとらわれて、多忙な彼に台本を届けに行ってしまった。
数か月経って、ツアーが一段落した彼から返ってきたのは、彼の声とピアノだけのシンプルで美しい曲だった。
「切ない、大人の、恋物語」などという惹句ではとても掬いきれない、愚かしくも愛おしい人間の営みへの眼差しがあって、シニカルなのに温かく、諦念の中にささやかな希望を忘れていない。
この曲をもって完結することができる「平場の月」はなんと幸福な映画だろう。星野源の歌う言葉を、どうか劇場で、最後の一音までもらさずに聴いてほしい。

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