第17回京都映画企画市ファイナリスト決定! 時代劇の新企画誕生の瞬間を目撃せよ
2025年9月4日 17:00

第17回「京都映画企画市 Kyoto Film Pitching」の映画企画コンテストが10月4日にハートピア京都(大会議室)で開催される。その企画コンテストの公開プレゼンテーションへと進むファイナリスト5企画が決定した。
「京都映画企画市」は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数企画(ファイナリスト)を選出し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO)と京都府が共同実施するもの。
選出された企画者には、現役のプロデューサー等への映画企画の相談会も実施。優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利が付与される。パイロット版映像制作では、京都での撮影、東映京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作を行う。
第17回は犬童一心監督、矢島孝プロデューサー(松竹プロデューサー)、和田隆(映画評論家)を審査員に迎え、一次書類審査を通過したファイナリスト5企画を選出した。
「Silver Beach シルバービーチ」/エハラ・ヘンリー(映画監督)
「椿の供え」/ヘフェリン・優美(プロデューサー)、ヘフェリン・ケビン(監督)
「人斬り浅右衛門の弟子」/井上朝陽(企画・監督)
「藍花のころ」/永岡俊幸(監督・脚本)
企画コンテスト当日は、一次書類審査通過者によるプレゼンに加え、第16回(2024年度)の優秀映画企画「引かれ者の小唄」パイロット版のお披露目を行う予定。その後、第17回優秀映画企画の発表が行われる。一般観覧者(事前予約性・無料)を10月2日まで募集中(https://kyotofilmpitching.jp/presentation/)。
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