菅野美穂、バールで祠を破壊する 話題沸騰“ブチ切れ”シーン、誕生日記念で公開「骨付き肉を生で食べるような女性の気持ちで演じた」
2025年8月22日 06:00

菅野美穂と赤楚衛二の主演で、背筋氏の人気小説を実写映画化した「近畿地方のある場所について」(公開中)の本編特別映像が、このほど公開された。本日8月22日が誕生日の菅野。映像は、バールで祠を破壊する“ブチ切れ”シーンに関する内容だ。
行方不明になったオカルト雑誌の編集長。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々。彼はなぜ消息を絶ったのか? いまどこにいるのか? オカルトライター・千紘(菅野)と雑誌編集記者の小沢(赤楚)は、共にその行方を捜すうちに、恐るべき事実に気がつく。それらの謎は、“近畿地方のある場所”へとつながっていたのだった――。
本作では、菅野の怪演ぶりを絶賛する感想が相次いでいる。

特別映像は、話題沸騰の“ブチ切れシーン”を中心に、菅野自身による振り返りコメント、さらに撮影時の裏側を収めたメイキング映像までもが堪能できる内容。すでに映画を鑑賞した観客の間で話題を集めているシーンの一つが、祠の前で千紘が「石はどこ?どこだよ!なんでここに来ないんだよ!ふざけんなああ!!」と、のけぞりながら闇に向かって絶叫する場面だ。
“近畿地方のある場所”に迫る中で、キーアイテムとなる“とある石”を必死に探す千紘。イベントなどで見せる朗らかな菅野からは思いもよらない、激情をむき出しにした本編でのギャップあふれる豹変ぶりが注目を集めている。その迫力の演技を至近距離で目撃した赤楚は、「本当に頼りになると思ってたのに、祠でドギツイ目で見られたとき、僕なんか悪いことしましたっけ?と思っちゃいました」と苦笑交じりに振り返る。
映像には、同シーンの撮影裏も収録。祠にびっしり奉納された人形を次々と放り投げ、「石はどこだよ!」と叫びながら、バールで祠を叩き壊す千紘。自らの手で金属製のバールを振り下ろす、危うさと迫力が同居する菅野の姿は必見だ。撮影を振り返った菅野は、「あれはバールで殴っちゃいけない場所です!」と自分に言い聞かせるように語り、演じる際は「フルスイングで」そして「骨付き肉を生で食べるような肉食の女性の気持ち」で挑んだことを明かしている。
(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
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