「爆弾」主題歌は宮本浩次! 山田裕貴「映画を、爆発させてくれる力強いメッセージが込められている」
2025年8月19日 06:00

山田裕貴の主演で、呉勝浩氏のベストセラー小説を映画化する「爆弾」の主題歌を、ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次が担当することがわかった。作詞・作曲を務めた書き下ろし楽曲のタイトルは「I AM HERO」。あわせて、リリックムービーも披露された。
原作は、日本最大級のミステリーランキング「このミステリーがすごい! 2023年版」(宝島社)、「ミステリが読みたい 2023年版(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)」で1位を獲得したリアルタイムミステリー。続編「法廷占拠 爆弾2」も発売され、話題を呼んでいる。

物語は、「スズキタゴサク」と名乗る一人の謎の中年男が、酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行されたことから始まる。彼は霊感が働くと称し、都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告。秋葉原での爆破を皮切りに、1時間おきに3回爆発すると予知していく。そして、刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、次第に爆弾に関する謎めいた“クイズ”を出し始めるようになる。
宮本が今回の主題歌を担当するにあたり、永井聡監督との直接対話が実現。永井監督の本作への思いの強さと期待の大きさに心打たれたという宮本は、「『爆弾』で描こうとしている大きなテーマの一つは『本当の自分の声」だと私は思います。これこそ私たちが生きていく上で絶対に避けて通ることのできない恐ろしいテーマであり、永遠に未解決の問題でもある。そういう私なりの解釈を全力でこの曲『I AM HERO』に私は込めました」とコメントを寄せている。
爆弾の存在を予告する謎の男・スズキタゴサク(佐藤二朗)と対峙する主人公・類家を演じる山田裕貴は、主題歌を聴き、「宮本さんが主題歌を担当されると伺った瞬間、直感的にタゴサクの顔が思い浮かびました。ところが、実際に“I AM HERO”“I AM HERO”と繰り返される歌詞を耳にしたとき、それはむしろ、自らを鼓舞しながら残酷で救いのない世界に立ち向かう類家の姿に重なって聞こえました」と語っている。
映画「爆弾」は10月31日全国公開。コメントは以下の通り。

(C)呉勝浩/講談社 2025映画「爆弾」製作委員会
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