竹野内豊「単なる歴史の1ページとして終わらせてはいけない」 “奇跡のような史実”を伝える「雪風」特別映像
2025年8月13日 18:00

竹野内豊が主演を務めた映画「雪風 YUKIKAZE」の特別映像「奇跡の史実」編(https://youtu.be/dV79w_Ld4DI)が公開された。
80年前、数々の激戦を最前線で戦い抜いた駆逐艦「雪風」は、僚艦が大破炎上していく中、絶えず不死身ともいえる戦いぶりを見せ、いつしか“幸運艦”と呼ばれるようになる。主力である甲型駆逐艦38隻のうち、ほぼ無傷で終戦を迎えたのは「雪風」ただ一艦のみだった。本作は、その勇姿を史実に基づいたフィクションとして描く。艦長・寺澤一利役を竹野内が演じ、先任伍長・早瀬幸平役の玉木宏、若き水雷員・井上役の奥平大兼に加えて、當真あみ、田中麗奈、益岡徹、石丸幹二、中井貴一ら豪華俳優陣が顔を揃えた。
軽量で機動性に優れた駆逐艦は、艦隊の先陣を切って魚雷戦を仕掛け、対空戦闘によって、中心となる戦艦、空母などを護るのが役目。「雪風」は敵弾をかいくぐりながらその任務を果たし、必ず生き抜いた。そして決まって戦場に留まると、沈没する僚艦から海に投げ出された仲間たちを救い、共に帰還させた。映画では、その知られざる史実を背景に、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿を、壮大なスケールで描き出す。
映像は、竹野内、玉木、奥平の言葉にフォーカスしたもので、竹野内は幸運艦と呼ばれた「雪風」について、「激戦から必ず帰ってくる。それは、奇跡としか言いようがない」と語る。そして、戦った後に大勢の仲間を救って帰ってくる「雪風」を「本当の意味での“助け舟”」と称し、「何気なく使っていた“助け舟”という言葉について改めて考えさせられる」と思いを馳せた。
玉木は「たった80 年前の出来事であること。そのことが戦争を知らない世代にも届いてほしい。そして、この映画を通して、命の尊さが未来に繋がっていけば」と、映画に対する思いを語り、奥平は「自分自身この映画を通して知れて良かったことがたくさんある。それを観てくださる若い人たちも同じように思っていただけたら」とメッセージを送っている。
最後は「単なる歴史の1ページとして終わらせてはいけない」という竹野内の言葉で締めくくられ、キャスト陣が本作にかける思いや、「雪風」の乗員たちが繋いできた命や希望を受け継ぐものとしての責任が強く伝わる映像となっている。
映画「雪風 YUKIKAZE」は8月15日より全国公開。
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