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竹野内豊、駆逐艦・艦長を演じ「特に若い世代の方々に観ていただけたら」 玉木宏と「雪風」札幌・舞台挨拶に登壇

2025年8月12日 20:00

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竹野内豊と玉木宏
竹野内豊と玉木宏
©2025 Yukikaze Partners.

竹野内豊玉木宏が、8月8日に北海道・札幌で行われた映画「雪風 YUKIKAZE」の全国先行上映会で舞台挨拶を行った。

80年前、数々の激戦を最前線で戦い抜いた駆逐艦「雪風」は、僚艦が大破炎上していく中、絶えず不死身ともいえる戦いぶりを見せ、いつしか“幸運艦”と呼ばれるようになる。主力である甲型駆逐艦38隻のうち、ほぼ無傷で終戦を迎えたのは「雪風」ただ一艦のみだった。本作は、その勇姿を史実に基づいたフィクションとして描く。「雪風」艦長・寺澤一利役を竹野内が演じ、先任伍長・早瀬幸平役で玉木、若き水雷員・井上役の奥平大兼が共演した。

画像2©2025 Yukikaze Partners.

全国6都市で行われた先行上映会の最終地となる札幌を訪れた竹野内は、「戦後80年、本当に多くの方々に、特に若い世代の方々に観ていただけたらと心から願っております」と作品をアピール。「雪風」の艦長役を演じた竹野内は、「私自身が戦争を体験していないので、自国を守るために最前線で戦う駆逐艦の艦長たる重責というのは想像を絶するものだったのですが、今回脇を固めてくださる皆さんが本当にすばらしくて、それぞれに信念を持って役に打ち込んでいる姿をみてとても刺激になりました。皆さんに支えてもらいながら艦長にしていただけたと思っております」と感謝を述べた。

画像3©2025 Yukikaze Partners.

先任伍長役の玉木は、「戦争映画はたくさん作られてきたと思うのですが、今年が戦後80年という節目に何かを考えることはすごく大切なことだと思います」と話し、「映画の“生きて帰る 生きて還す”というキャッチコピーの通り、前向きで生きる強さを感じられる作品になっていると思います」と自信をにじませた。

2人は今作が初共演となり、竹野内は玉木の印象について、「頼れる兄貴的な雰囲気をすごく感じることができて、他のキャストの方と接している姿を見ていても懐が深いなと思っていて、玉木さんがみんなを引っ張っていて先任伍長感がにじみ出ていて素晴らしかったです」と称賛。玉木も、「いつも穏やかな方なんだろうなと思っていて、懐が深いのは竹野内さんの方だろうなと思います。非常に穏やかな気持ちで撮影に臨めたのは竹野内さんのお陰だと思っています」と謝意を表した。

画像4©2025 Yukikaze Partners.

最後に玉木は観客に向けて、「観終わった後に、しっかり生きようとか、待ってる人のもとに帰ろうとか、優しい気持ちが伝わるような映画になっていると思います」と作品の魅力を伝え、「ただ史実を描いただけの作品ではなくて、ここにはヒューマンドラマが詰まっていますので、そういう思いで最後まで見届けていただけたら幸いです」と呼びかけた。

竹野内は、「戦争を実際に経験してきた方から当時の話をうかがう機会もなくなってきていて、戦争という現実味も時の経過と共に薄れていくなかで、一生涯をかけて命の尊さや平和を願って伝え続けてくださった方々から、私たちが戦後80年というタイミングでバトンを受けとるべき時期に差し掛かっているのではないかと思います」と語り、「歴史を知識として勉強しても実感できないと思うのですが、当時を生きた方の心情を映画で体感することで、その情景を深く皆さんの記憶の中に残せるのではないかと、そこに本作の大きな意味があると思っております」と締めくくった。

映画「雪風 YUKIKAZE」は8月15日より全国公開。

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