「国宝」興収100億円突破見込める!吉沢亮“社会現象”に感無量
2025年7月25日 21:16

7月24日までの公開49日間で観客動員510万人、興行収入71.7億円を突破。東宝によると、興収100億円突破を見込める推移だといい、吉沢は「数字は想像のつく範囲じゃないですけど、すごいなと。本当に感謝しかないですし、いただく感想の熱量もとてつもない。本当にすごい広がりだと肌で感じる日々」だと、本作が巻き起こす“社会現象”に感無量の面持ちだった。
原作は、人気作家・吉田修一氏が3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にし、4年の歳月をかけて書き上げた上下巻800ページを超える大作。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・立花喜久雄の50年を描く。
李監督は、「まさかここまでの広がりとは、想像していなかった。皆さんの熱量が、記憶に残る作品に押し上げてくださった」と大ヒットに感謝の意。9月4日~14日(現地時間)に開催される第50回トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門に出品されることが決定しており、「トロントは北米の映画ファンにとって、一番大きな窓口。アメリカの人たちにどう届くのか、精いっぱいアピールしたい」と、さらなる飛躍に期待を寄せていた。


上映後に、本作の舞台挨拶が行われるのは、これが初めて。吉沢と李監督は、観客からの質問に応え、知られざる舞台裏を明かした。吉沢演じる主人公・喜久雄の背中に描かれた入れ墨について、質問が飛ぶと、吉沢は「描くと4時間かかるので、朝の2時に現場に入って、描いていただく間はベッドに(うつ伏せで)寝そべっているので、動けず、首がバキバキになる」と苦労を振り返った。
ファンが、クランクアップ時の心境を問うと、吉沢は「いままでは大変な作品が終わると、解放された達成感が強いんですけど、今回は達成感とも、さみしいとも違う、いろんな感情で涙が出そうになった」と告白。「“複雑”な感情ですね。あんなに、しどろもどろなクランクアップは初めて」だと話していた。
吉沢の発言に対し、李監督は「撮影中は、苦しいとかしんどいとかいう人じゃない。喜久雄という役はすぐに抜けるものじゃないが、(クランクアップ時は)安心したのか、確かにスッと涙が流れていた」と吉沢の様子を語った。その場には、すでに撮影を終えていた共演者の横浜流星が駆けつけたそうで、「何を話したか覚えていないが、お互いに1年半稽古を積み重ねてきたので、いい作品になるといいねと言葉を交わした」(吉沢)、「とても印象的な瞬間だった」(李監督)と、しみじみ語っていた。

この日は、主題歌「Luminance」を手がけた井口理(King Gnu)と原摩利彦がサプライズで登場し、来場者を驚かせた。普段は数万人クラスの会場で、ステージに立つ井口だが、不慣れな舞台挨拶には緊張した面持ち。主題歌歌唱のオファーについては、「クリエイティブが集結された映画を見て、最初は正直『歌いらなくね?』と思ったので、プレッシャーだった」と告白。また、音楽も担当している原も「主題歌を書くとは思わなかった」と、当初の戸惑いを語った。

それでも、李監督は「(歌舞伎の)女形を描いた内容なので、女性とも男性とも性別を限らない“声”が欲しいなと。思い浮かぶ声質は、井口さんしか考えられない。井口さんの声じゃないとダメだと思った」と力説。吉沢も「最後に喜久雄が見ている景色、そこに降りてくる声がすばらしい。作品のいろんなぐちゃぐちゃした思いを昇華してくれる曲」だと絶賛していた。

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