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「スーパーマン」の影響で犬の養子縁組が急増 クリプト効果で保護犬への関心高まる

2025年7月23日 11:00

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画像1(C) & TM DC (C) 2025 WBEI

映画「スーパーマン」の公開からわずか数週間で、予想外の社会現象が起きている。主人公の相棒犬クリプトに魅了された観客たちが、実際に犬の養子縁組を検討し始めたのだという。米Indiewireが報じたところによると、犬のトレーニングアプリWoofzのデータで興味深い変化が明らかになった。

同アプリによると、「近くで犬を養子にする」という検索が513%も急増。「近くでレスキュー養子縁組」は163%増、「子犬を養子にした」も31%増加したという。アメリカでは保護犬の養子縁組(アダプション)が一般的で、多くの家庭が動物保護施設から犬を迎える文化が根付いている。

映画のクリプトには特別なモデルがいる。ジェームズ・ガン監督の愛犬オズだ。この犬の名前は、日本の映画界の巨匠・小津安二郎監督から取られている。オズもまた、60匹もの犬がいる多頭飼育の現場から救出された保護犬だった。

「オズは人間を知らずに育ち、問題だらけだった」とガン監督は振り返る。「家に来るなりすべてを破壊し、靴も家具も、私のノートパソコンまで食べてしまった。触らせてもくれなかった。『もしオズに超能力があったらどんなに大変だろう』と思ったのがクリプトのアイデアの始まりだった」

映画のクリプトも、オズと同様に「言うことを聞かない、でも愛らしい」という特徴がそのまま反映されている。従順な理想のペットではなく、時に問題を起こしながらも愛される存在として描かれているのが印象的だ。ガン監督は「今のオズは、かなり良い子になっている」と付け加えている。

このニュースを知ったガン監督は、X(旧Twitter)で喜びを表現した。「この映画は私にとって祝福の連続だった。だが、これは最高の祝福かもしれない」と投稿している。

映画が単なるエンタテインメントを超えて、保護犬への関心を高める結果となったことは、作品の持つ社会的影響力を示している。クリプトの魅力が、現実の保護犬たちにとって新たな家族との出会いのきっかけとなりそうだ。

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