ベルリン銀熊賞受賞の短編アニメ 水尻自子「普通の生活」アンコール特集上映決定!
2025年7月17日 12:00

第75回ベルリン国際映画祭の短編映画部門で銀熊賞を受賞した水尻自子監督のアニメーション作品「普通の生活」のアンコール上映が、8月24日東京・池袋の新文芸坐で開催される。水尻監督特集の上映とともに、「普通の生活」のアニメーション制作をサポートした水江未来氏をアフタートークゲストに招き、水江監督の「WONDER」を同時上映する。
1984年生まれの水尻監督は、身体の一部や日常的なモチーフで感触的に表現するアニメーションを制作し、短編作品を発表する傍ら、ミュージックビデオや広告、展示映像等の制作を手がけるなどして活動。短編作品は国内外のフェスティバルで上映・受賞し評価を得ている。2021年制作の「不安な体」は第74回カンヌ映画祭監督週間コンペティションでプレミア上映後、15の国際賞を受賞している。5月に新文芸坐にて日本初上映され、200枚限定製作の同作Blu-rayは完売した。
「普通の生活」は現在33の国際映画祭に選出され、アニメーター映画祭(ポーランド)にて、テーマ部門グランプリと短編部門準グランプリのダブル受賞を果たしたほか、サウンドトラックケルン映画祭(ドイツ)で、本作の音楽を担当したとくさしけんご氏がペーア・ラーベン音楽賞短編映画部門特別表彰を獲得している。
上映会当日は、過去作を含め、水尻監督作8作品を上映するほか、トークゲストにアニメーション作家の水江未来氏を招き、2014年に第64回ベルリン国際映画祭にノミネートされた「WONDER」(2013年/8分/水江未来監督/音楽:パスカルズ)を35ミリフィルムにて同時上映する。
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