レジェンダリー、ライオンズゲートの買収を検討中
2025年7月14日 07:00

米レジェンダリー・エンターテインメントが米ライオンズゲート・スタジオの買収を視野に入れていることが明らかになった。米バラエティが報じた。
買収交渉の詳細な進捗状況は不明だが、実現すれば、映画「DUNE デューン 砂の惑星」シリーズや、ゴジラやキングコングを有するモンスターバースで知られるレジェンダリーと、「ジョン・ウィック」や「ハンガー・ゲーム」といった人気シリーズを擁するライオンズゲートがひとつになることになる。
今年5月にライオンズゲートは、ストリーミングサービスStarzから正式に分離。第一報を報じたブルームバーグによれば、レジェンダリー側はStarzのスピンオフ完了後、すぐにライオンズゲートに接触したとされる。両社とも本件についてのコメントは控えている。
ライオンズゲートは、映画・テレビの制作・配給部門および2万本以上の作品を抱えるコンテンツライブラリを所有。昨年、特別買収目的会社(SPAC)であるScreaming Eagle Acquisition Corp.と合併して別会社として上場した。ライオンズゲート・スタジオ株の87.3%はライオンズゲート・エンターテインメント・コーポレーションが保有している。
一方のレジェンダリーは昨年、中国の大連万達グループから株式を買い戻し、現在はアポロ・グローバル・マネジメント(2022年に7億6000万ドルで出資)と共同で経営している。
2024年7月11日(現地時間)時点での終値ベースで、ライオンズゲート・スタジオの時価総額は約20億ドル。ブルームバーグの報道を受け、同社株は20%上昇した。
もしこの買収が成立すれば、映画・テレビの両分野で巨大なIP(知的財産)を抱える一大プレイヤーが誕生することになり、ハリウッドのスタジオ再編はさらに加速する可能性がある。特にストリーミング時代におけるIPの価値最大化と、国際的な配信戦略の強化が焦点となりそうだ。
関連ニュース
「ジョン・ウィック」シリーズ最新作「バレリーナ」主演アナ・デ・アルマス&レン・ワイズマン監督の来日決定【メッセージ動画も】
2025年7月4日 12:00
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ