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野球映画の新たなマスターピースとなるか「さよならはスローボールで」10月17日公開【特報映像あり】

2025年7月10日 12:00

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画像1(C)2024 Eephus Film LLC. All Rights Reserved.

第77回カンヌ国際映画祭監督週間部門に正式出品された「Eephus(原題)」が、「さよならはスローボールで」の邦題で10月17日から公開されることが決定。併せてティザーポスタービジュアルと特報、場面写真が一挙披露された。

画像2(C)2024 Eephus Film LLC. All Rights Reserved.

本作は、終わりゆく中年の青春をユーモアと哀愁たっぷりに描いた“脱力系”の野球映画。取り壊しの決まった野球場で地元の草野球チームが最後の試合を行う姿を描き、カンヌ国際映画祭監督週間部門に選出されると、オフビートなユルい笑いと心に残る予想外の切なさで話題となった。なお、山中瑶子監督の「ナミビアの砂漠」が昨年の同部門に選出され、国際映画批評家連盟賞を受賞している。

監督・脚本・編集を務めたのは、長編デビュー作ながら確かな作家性と撮影監督出身の映像センスを発揮した新鋭カーソン・ランド。米映画批評サイト「ロッテントマト」でも批評家スコア100%(7月9日現在)を獲得するなど高く評価されている。制作は、監督自身も所属するロサンゼルスを拠点とした映画製作コレクティブ“オムネス・フィルムズ”。「現代映画の空白を埋めること」をミッションとし、昨年のカンヌ国際映画祭では本作を含む2作品が出品されるなど、独創的な映画作りで注目を集める若手クリエイター集団だ。

画像3(C)2024 Eephus Film LLC. All Rights Reserved.

突き出た腹部、もたつく足、空を切るバット…ビール片手にヤジを飛ばしながら、大好きな野球に興じる片田舎に生きる粗野で乱暴だがどこか憎めない愛すべき男たち。そんな彼らを個性豊かなキャスト陣が好演しているのに加え、ドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマンがラジオアナウンサーの声を担当。さらにMLBで最年長勝利記録を保持する元レッドソックスの投手もカメオ出演しており、映画ファン、MLBファンともに要チェックだ。

地元で長く愛されてきた野球場ソルジャーズ・フィールドは、中学校建設のためもうすぐ取り壊される。毎週末のように過ごしてきたこの球場に別れを告げるべく集まった草野球チームの面々。言葉にできない様々な思いを抱えながら、男たちは“最後の試合”を始める。

画像4(C)2024 Eephus Film LLC. All Rights Reserved.

ティザーポスターは、草野球チーム「リバードッグス」の投手トロイが独特なフォームで投球する瞬間を捉えていており、どこか力の抜けた立ち姿と秋晴れの青空が印象的な爽やかなビジュアル。その横に添えられた「ビールがぬるくなっても、ボールが見えなくなっても」というキャッチコピーが、いつまでもこの球場で野球を楽しみたい男たちの心情を想起させる仕上がりとなっている。

特報は、いよいよ試合が始まる緊張感を感じさせる冒頭から一転、バットを振った勢いで足をもたつかせ転げるバッターの姿を捉えている。本人たちはいたって真面目にプレーしているが、平凡な内野ゴロをエラーしたり、大きな腹部を揺らして走ったりと、オフビートなユーモアと哀愁が溢れる映像に仕上がっている。

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