「一流シェフのファミリーレストラン」、シーズン5制作が決定
2025年7月7日 11:00

米放送局FXは、世界的な人気を誇るドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」(原題:The Bear)のシーズン5制作を正式発表した。新シーズンは2026年にプレミア予定で、シーズン4の配信開始からわずか1週間という異例の早さでの更新決定となった。
同作品は、ニューヨークの一流レストランでキャリアを積んだシェフのカーミー・ベルザット(ジェレミー・アレン・ホワイト)が、突然の兄の死により遺されたシカゴの小さなレストランを立て直そうと奮闘する姿を描いたドラマシリーズ。カーミーとともに働くシドニー・アダム(アヨ・エデビリ)、リッチー・ジェリモビッチ(エボン・モス=バクラック)らが織り成す、食、家族、そして仕事をめぐる等身大の人間ドラマが多くの視聴者の心を掴んでいる。
FX会長のジョン・ランドグラフは更新決定について、「『一流シェフのファミリーレストラン』は世界中でファンに愛され続けており、今シーズンへの反応も驚異的な高視聴率に表れている通り、過去のシーズンと同様に素晴らしいものだった」とコメント。「年々、クリストファー・ストーラーをはじめとするプロデューサー陣、キャスト、スタッフが『一流シェフのファミリーレストラン』をテレビ界最高の番組のひとつに押し上げており、彼らがこの素晴らしい物語を継続してくれることを嬉しく思う」と制作陣への信頼を示した。
6月25日に全10話が一挙配信されたシーズン4では、カーミー、シドニー、リッチーらがレストランを単に存続させるだけでなく、さらなる高みへと押し上げようと決意する姿が描かれる。新たな挑戦が次々と待ち受ける中、チームは適応し、調整を重ね、困難を乗り越えていく。卓越性の追求とは、単なる向上だけでなく、何を守り抜く価値があるのかを見極めることでもあることが描かれている。
同作品の評価は極めて高く、これまでの3シーズンすべてでAFI(アメリカ映画協会)テレビ番組年間大賞に選出されている。特にシーズン2では、エミー賞11部門を受賞し、コメディシリーズとして単年で最多受賞記録を樹立した。さらに、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、ピーボディ賞、批評家選出テレビ賞など、数多くの権威ある賞を受賞している。
同作品は、クリストファー・ストーラーが企画し、ジョシュ・シニア、ジョアンナ・カロらとともに製作総指揮を務めている。日本では、シーズン1から最新のシーズン4まで、ディズニープラス「スター」で全話見放題配信中となっている。

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