戸田奈津子、トム・クルーズから毎年花束とメッセージカードが届くことを告白
2025年7月3日 22:00

「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」のイベントが、主演のトム・クルーズの誕生日である7月3日、都内で行われ、クルーズと同じ誕生日である字幕翻訳家の戸田奈津子、長年クルーズ演じるイーサン・ハントの声を担当している声優の森川智之、祝いごとには欠かせない俳優の柳沢慎吾が出席した。
本作はクルーズの代表作で、1996年の第1作から約30年にわたり人気を博してきた大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作。「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」から続く物語として、前作のラストで世界の命運を握る鍵を手にしたハントと、その鍵によって導かれていくハントの運命が描かれる。

5月23日に全国公開を迎えた本作は、この日までに累計動員300万人、興収47億円突破という大ヒットを記録している。戸田は「トムおめでとう」と声掛けすると、長年交流を続けるクルーズの人柄について「あんなにいい人はいない。初対面の人でも、すぐに心を掴まれてしまう。あの笑顔に魅了されてしまうんです。大スターであってもとても謙虚な方」と絶賛する。
続けて戸田は「彼の口癖は“お客様のために”。何度も口にする言葉ですが、それを本当に実践している」と映画を観るファンのためには、絶対に妥協しないプロ意識を称賛。さらに、「彼と私のお誕生日が一緒だと知って以来、毎年お花とメッセージが届くんです。とても律儀な方です」と秘話を明かす。


今年もクルーズから届いた花とメッセージカードがスクリーンに映し出されると、会場からは大きな拍手が。ある年は、誕生日当日に戸田がニューヨーク滞在中であっても、宿泊するホテルにメッセージカードと花が届いたという。
この日は、戸田の89歳の誕生日を祝うため、柳沢が本シリーズ29年を祝う29本のバラの花束を持って登場。持ちネタの「警察24時」を惜しみなく披露するなど、盛り上げた。

先ごろ、クルーズはアカデミー名誉賞を受賞することが発表された。戸田は「彼が興行面を含めて、いまのハリウッドを支えているのは間違いない。当然です」と語ると「我がことのように嬉しいです」と笑顔を見せ「普通は名誉賞というのは、長老のような方がいただくもの。彼はまだ現役でまだまだ先がある方。今後も磨きがかかり、映画に情熱を捧げてくれると思います」と未来を見据えていた。

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