山田杏奈が話そうとすると……鈴鹿央士はお腹が鳴り、太田駿静は喉が鳴る
2025年7月1日 22:50

STUDIO4℃による最新アニメーションで、アヌシー国際アニメーション映画祭では長編コンペティション部門審査員賞受賞を受賞した「ChaO」のジャパンプレミアが7月1日に開催され、声優を務めた鈴鹿央士、山田杏奈、太田駿静(OCTPATH)、青木康浩監督が出席。「マクセル アクアパーク品川」で行われたイベントでは、映画とのコラボレーションによるドルフィンパフォーマンスが披露され、その後、隣接するT・ジョイ PRINCE 品川で舞台挨拶が行われた。
アンデルセンの童話「人魚姫」をベースにオリジナルアニメーションとして製作された本作。人間と人魚が共存する未来社会を舞台に、人魚王国のお姫さま・チャオと人間の青年・ステファンの恋模様が描き出される。

舞台挨拶に先立って水族館で行われたイベントでは、倖田來未の書き下ろしによる楽曲「ChaO!」に合わせて、イルカたちによるスペシャルコラボドルフィンパフォーマンスが披露され、キャスト陣も大興奮。鈴鹿は「メッチャ感動しました!」と語り、イルカに乗ったパフォーマーが映画の中の“チャオポーズ”をキメてくれたことを喜んでいた。さらに、イベントでは鈴鹿、山田、太田もイルカたちとのパフォーマンスに挑戦。3人が手を上げて合図を送ると、イルカたちが華麗に舞い踊り、会場は歓声に包まれた。
続いて行われた舞台挨拶では、山田が話している最中に突然、鈴鹿のお腹が鳴るというハプニングが起こり、鈴鹿は「すみません…」と苦笑い。さらに、今度は太田の喉が鳴るという偶然も重なり会場に笑いがわき起こる。息ぴったり(?)で同い年の2人だが、アフレコは別々に行われており、実はこの日が初対面。鈴鹿が「今日が“はじめまし”てなんです」と明かすと会場は驚きに包まれたが、太田は「波長がほぼ一緒です」と嬉しそうに笑みを浮かべていた。


ステファンを演じるにあたって、鈴鹿には特別に練習日が設けられたそうだが、「(練習の)途中で『これ、録れるわ』って言われて、本番になりました。心臓がバクバクしました」と突如本番に切り替わったと明かす。
また、ステファンとチャオの突然の結婚にちなみ「人生が一変した衝撃的な出来事」を尋ねられると、鈴鹿は「こすりにこすった話なんですけど…」と前置きしつつ、デビューにまつわるエピソードを披露。岡山での高校時代に偶然、高校で行われた映画の撮影にエキストラとして参加し、そこでスカウトされたと語り「人生が変わり過ぎた出来事です。『これがスカウトかぁ…』って思いました」と振り返っていた。

太田も「OCTPATH」のメンバーとしてデビューすることになったオーディション番組について述懐。「101人で争うんですが、最初の順位発表が6位で、その時は一番びっくりしました。『一般人から6位?』と」と当時の衝撃を口にしたが、後日談として「自分としては天狗になってるつもりなかったんですけど、いま一緒にやっているメンバーには『調子に乗ってたね。あの時はメッチャ嫌いだった』って言われます。『イケイケだった』と…(苦笑)。僕としてはそんなつもりないんですけど」と語り、会場は爆笑に包まれていた。
「ChaO」は8月15日より公開。
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