ブラッド・ピット、離婚危機でアルコール依存症の自助グループに参加していたことを告白

ピットがAAに参加したのは2016年で、ジョリーが離婚を申請した時期と重なる。当時の心境について、「膝をつくほど絶望的で、本当にオープンだった。何でも、誰でも試していた。困難な時期だった」と振り返った。

「ぼくはかなり頑固なタイプだが、間違いを犯したときは、それに対して責任を取り、認めることはかなり得意だ。そして『これをどうやって正すか？』という探求をはじめた。二度と起こらないようにするためにね」

AAでの体験をピットは「素晴らしいこと」と評価している。「信じられないほど素晴らしい男性たちが、自分たちの体験、失敗、間違い、欲求、痛みを分かち合い、そこにはたくさんのユーモアもあった。本当に特別な体験だと思った」

最初は「少し恥ずかしがり屋」だったというピットだが、数回のセッション後にはAAミーティングが「楽しみ」になったという。「自分の醜い部分をさらけ出すことは、実際にとても解放的だった。そこに大きな価値がある」

興味深いことに、ピットとシェパードはAAのミーティングで知り合った。薬物依存症の経験を公にしているシェパードが、AAで出会った後に公の場で話すことについて緊張していないか尋ねると、ピットは「かなり安心している」と答えた。

ピットはまた、セラピーにも同様の積極的な姿勢で取り組んだことを明かしている。

現在、ピットは最新主演作「映画『F1（R） エフワン』」の宣伝活動を行っている。「トップガン マーヴェリック」のジョセフ・コシンスキー監督が手がけ、F1の全面協力を得て本物のサーキットで撮影された話題作で、6月27日に公開予定だ。