「夜の道標」野田洋次郎が出演 逃亡中の殺人犯役「決して優しくはないけど、必要な作品」
2025年6月20日 12:00

野田洋次郎が、WOWOWで放送される「連続ドラマW 夜の道標 ある容疑者を巡る記録」に出演することがわかった。
原作は、芦沢央が作家生活10 周年記念として手掛けた「夜の道標」(中公文庫)。1996 年に起こった殺人事件の担当刑事・平良(吉岡秀隆)が、2年間逃亡する容疑者の足取り、殺人の理由を捜査しながら事件の“真実”に迫っていく、本格社会派ミステリー。各登場人物のバラバラに思えた点と点が“ある容疑者”を巡ってつながった時、思いもよらぬ“社会の闇”が浮き彫りとなっていく。
野田はロックバンド「RADWIMPS」で活動しながらも、俳優として数々の映画・ドラマに出演し、第39回日本アカデミー賞・新 人俳優賞の受賞歴を持つ。昨年、主演を務めたNHK BSのドラマ「舟を編む~私、辞書つくります ~」はギャラクシー賞入賞をはじめ高い評価を受け、現在、NHK総合のドラマ10枠でも放送され大きな話題を集めている。
そんな野田が演じるのは、殺人事件の容疑者で逃亡犯の阿久津弦。軽度の精神障害を抱え、もがき続けた学生時代を支えてくれた恩師を殺害した容疑者。信頼しているはずの恩師をなぜ殺したのか――。数多くの証拠を残しながらも、2年間その足取りが掴めない謎多き逃亡犯だ。
主演の吉岡秀隆演じる刑事・平良正太郎が真実に迫ったとき、阿久津が抱える“社会の闇”が明かされる、 物語の鍵を握る役どころとなる。森淳一監督と密にディスカッションを重ね、繊細に役を作り上げていった。
「連続ドラマW 夜の道標 ある容疑者を巡る記録」(全5話・第1話無料放送/毎週日曜午後10時)は、9月14日午後10時から放送・配信スタート。野田のコメントは以下の通り。
頂いた脚本を読ませてもらいながら、作中で生きる人々の感情の、その質量の重さみたいなものに圧倒されました。引きずり込まれるような感覚がありました。今まで演じてきたどんな役とも違う難しいものになると想像しつつも「この作品に関わりたい」と強く思いました。手頃で安易な答えが溢れる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました。大切な作品を、このチームで作れたことを誇りに思います。是非ご覧ください。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映