【前代未聞】「近畿地方のある場所について」プレミアは“近畿地方のある場所”で開催 会場に辿り着くには謎解き必須、不穏写真も公開
2025年6月17日 18:00

菅野美穂と赤楚衛二の主演で、背筋氏の人気小説を実写映画化した「近畿地方のある場所について」のプレミアが7月16日に開催されることが決定。会場は“近畿地方のある場所”――本作の“目撃者”となるには、その“ある場所”を見つけ出さなければならないようだ。なお、プレミア告知映像(https://youtu.be/ihgr7a4zcFs)も披露されている。
発行部数70万部突破した小説「近畿地方のある場所について」は2023年1月、Web小説サイト・カクヨムに第1話が投稿されると、「これは本当に虚構のストーリー?」「それとも現実にあった出来事のドキュメンタリーなのか?」「その場所は実在するのではないか」などさまざまな反響がSNSで投稿され、小説の世界観に引き込まれた読者の間で熱を帯びた議論が巻き起こった。映画版は、「ノロイ」「貞子VS伽椰子」「サユリ」の白石晃士が監督を務め、さらに白石監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋氏が自ら脚本協力として参加している。
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会行方不明のオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々。なぜ消息を絶ったのか? いまどこにいるのか? 同僚の編集部員・小沢(赤楚)とオカルトライターの千紘(菅野)は、行方を捜すうちに恐るべき事実に気がつく。それらはすべて、“近畿地方のある場所” へとつながっていたのだった。
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会本作のプレミアには、菅野、赤楚、白石監督が登壇。現段階で、会場を導き出す唯一のヒントは、オフィシャルサイト(https://wwws.warnerbros.co.jp/kinkimovie/premiere/)でも公開された社名が伏せられたある新聞社による報告書のみ。「近畿地方のある場所」に関する現地取材における、当該地域住民へのインタビューのテープ起こしだ。3つの文書が記載されており、「ここを見つけるためにはこの文の理解が大切です」「早くここを見つけてください」「ここが見つかったらぜひおいでください」など、一見すると普通の文章だが、どこか人によるものではないような不穏さを感じざる得ない内容だ。
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会あわせて、新場面写真も公開。オカルト雑誌「超・不思議マガジン」の特集を担当する小沢は、編集部に千紘を呼び出し、共に行方不明になった編集者が残した資料に目を通していく。2人でノートパソコンをのぞくカットの中には、ビデオテープや本、ファイルやプリントなど資料の山が。ビデオテープのラベルには「倉本中学校 林間学校」「グッドエブリデイ 山科慶子ちゃん」「女子高生インタビュー2003年」など、怪異事件と思われるタイトルが記載されている。
中学生集団ヒステリー事件、幼女失踪事件、そして女子高生が巻き込まれた都市伝説事件…公開中の本予告映像でもその資料映像の一片を確認することができるが、真剣ながらも悲痛そうな2人の目には、どんな事件の全容が映っているのだろうか。ほかにも資料らしき写真の中には、「2023.1.23 ツーリング」と付箋が貼られたDVDや、大きく「妖怪」と書かれた民俗学の本、「佐山武史」名義の「超・不思議マガジン」の企画書と思われるプリントも。この佐山が、2人が探す行方不明の編集者なのだろうか。
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会そして、うっそうと生い茂る木々の中に建てられた鳥居、ぎっしりと人形で埋め尽くされた祠など、ただならぬ雰囲気を漂わせるどこか霊的なスポットの写真も確認できる。
「近畿地方のある場所について」は、8月8日から全国公開。
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