飯塚俊光監督「カミナンって、呼ぶな。」完成、母校創立50周年記念式典で特別上映
2025年6月5日 13:00

「チキンズダイナマイト」「ポエトリーエンジェル」「踊ってミタ」で岡山天音と3度のダッグ組んだ飯塚俊光監督が、母校である神奈川県立上溝南高等学校を舞台に脚本も手掛けたオリジナルショートムービー「カミナンって、呼ぶな。」が完成した。6月6日に相模女子大学グリーンホールで開催される同校創立50周年記念式典にて特別上映される。
同校の愛称である“カミナン”を冠した本作は、仕事に追われる日々の中で虚しさを感じる38歳の田中が、50周年記念行事のために母校・上溝南高等学校を訪れ、かつての初恋の相手と奇跡の再会を果たす青春ドラマ。学校という特別な場所が生み出す「記憶の力」、そして大人になっても変わらない「青春の輝き」を描く。同校創立50周年記念映画。
田中の初恋の相手・神田南を演じたのは、現在上映中の映画「父と僕の終わらない歌」にも出演している注目の若手俳優・小林桃子。田中をお笑いタレントの長岡大喜(おかえりニコルソン)、高校生時代の田中を市原匠悟が演じ、辰巳智秋らが共演している。

3月下旬に行われた撮影には、同校の生徒がエキストラとして参加。映画の撮影現場を実際に体験し、プロの制作チームとともに作品づくりに関わり、映画制作を身近に感じることで、その仕事について知る貴重な経験となった。また、飯塚監督が演技指導のワークショップを実施するとともに、「映画監督というキャリア」をテーマにした講座も開催。生徒たちが演技の表現力を高めるだけでなく、地元の学校と映像文化を結びつける意義深い取り組みとなった。
飯塚監督は「学校での撮影を終え、クランクアップした時、真っ先に思ったのは、『もう学校に行かなくていいんだ』という、少し寂しい気持ちでした。まるで高校生活をもう一度やり直しているかのような、雰囲気の良い撮影現場でした。そして、完成した作品の中にも、その雰囲気がしっかりと映し出されていると感じました。在校生や卒業生以外の方にも、楽しく観ていただける作品に仕上がったと思います。ぜひ多くの人に観て、楽しんでもらいたいです。今の私の気持ちは、『もう完成しちゃったんだ』という、また別の寂しさです」と、母校での上映を前にコメントを寄せている。
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