渡辺直美、日本人初の大抜擢! ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」USオリジナル版&日本版声優に決定
2025年5月26日 06:00

お笑いタレントの渡辺直美が、ディズニー&ピクサーの劇場最新作「星つなぎのエリオ」のUSオリジナル版と日本語吹き替え版で声優を務めることがわかった。ピクサー・アニメーション・スタジオのクリエイター以外でUSオリジナル版の声優を務めるのは日本人初となり、US版と日本版の両方で声優を務めるのも日本人で初めてとなる。
本作は、ひとりぼっちの少年エリオが、銀河を越えて星と星をつなぐ壮大な冒険と運命を変える出会いを通し、成長していく姿を描く感動作。宇宙が大好きな少年エリオは、両親を失い、寂しさを抱えていた。この広い世界のどこかには、きっと“本当の居場所”があるはず。エリオの切ない願いが届き、星々の代表が集う夢のような“コミュニバース”に招かれる。そこで出会ったのは、同じように孤独なエイリアンの少年・グロードンだった。
監督は、「リメンバー・ミー」でストーリーアーティストを務めたマデリーン・シャラフィアンと、「私ときどきレッサーパンダ」の監督を務めたドミー・シー、「リメンバー・ミー」に脚本・共同監督として参加したエイドリアン・モリーナの3人が共同で担当。日本語吹き替え版では、主人公の少年エリオ役を川原瑛都、心優しいエイリアンの少年グロードン役を佐藤大空が務める。

渡辺が声を担当するのは、主人公エリオが辿り着くコミュニバースのメンバーのひとりで、平和を愛する惑星の明るく情熱的な大使オーヴァ役。オーヴァはポジティブなエネルギーに満ちており、エリオに‟コミュニバース”のことを教えるなど、エリオの冒険を優しく見守る存在だ。

監督陣は、「この物語は、人とどこか違うことで、時に孤独感を覚えることもあるが、その違いこそが私たちひとりひとりを唯一無二の輝きで照らしてくれるのだという力強いメッセージが込められた作品です」と話し、「私たちそれぞれが異なる個性をもつからこそ他者と深くつながりあえること、自分自身をありのままに受け入れ、そして愛する大切さを教えてくれます」と作品に込めた思いを語る。
続けて、渡辺をUSオリジナル版に起用した理由について、「このメッセージが渡辺直美さん自身のこれまでの軌跡と完璧に一致していることに気がつきました。彼女は常に新しい環境で自分自身に挑戦し続け、自身の個性を守りながら、夢を追い求め、真に唯一無二の輝きを放つ人物です。その理由から、彼女がこのプロジェクトの理想的な選択だと感じました」と明かした。

USオリジナル版のオファーを受けた際の心境を聞かれた渡辺は、「めっちゃびっくりしましたよ!『そんなことある……!?』みたいな。日本では色々な作品で吹替声優をやらせていただいたことはありますけど、『え、アメリカの!? 英語の!?』と。最初はびっくりしましたが、こんなに光栄なことはないので凄く嬉しかったです」と喜びを語った。
さらに、アメリカでの収録について、「私が発した言葉でオーヴァが形成されるんだという緊張感もありました。そして英語が大変でした。最初は猫被ったようなしゃべり方をしてたんですけど、監督が『もっと直美らしさを出していいよ!』と言ってくれてやりやすかったです」と振り返った。
オーヴァとの共通点を問われると、「オーヴァの大きな目の部分が映像的というか、その時の感情によって表情が変わったりとか、喋る時もビビビビって動いたりとかするので、変顔でここまでやって来た私と似てるなというか(笑)。顔だけで生きて来ている……いや、オーヴァはそんなキャラじゃないんですけど!(笑)。 表情豊かなところは似てるかなと思います」と、親近感を覚えている様子。
そして、オリジナル版と同時に日本版の声も担当することついて、「不思議でした。自分の英語のセリフを聞きながら、日本語で収録するというのは初めての経験でした」と語り、日本人初の大抜擢だと知ると「えっ!初!? 凄いことじゃないですか!?」と大興奮だった。
ありのままの自分を受け入れることや、他者との繋がりをテーマにした本作にちなんで、「ありのままの渡辺直美を抱きしめてくれる存在」について聞かれた渡辺は、「やっぱり一番はファンの皆さんですね!」と即答。テレビ、SNS、舞台と、その時々によってキャラクターを変えて臨んでいる渡辺だが、「そういうのがあってもファンの人たちは受け入れてくれる。どんな形でも、ミスっているところが見えても、いろんな表情をしている自分をいつも受け入れてくれて。しっかり仕事をしているところも、ちょっとポンコツなところ、天然なところも受け入れてくれる。色んなところを受け入れてくれているのがファンの皆さんだなと思います」と、ファンとの強い絆を語った。
「星つなぎのエリオ」は8月1日公開。監督陣のコメント全文は以下の通り。
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